日本と対照的な韓国の新型コロナ…防疫措置を一部緩和、新規感染者は300人台に減少

韓国の新型コロナウイルス“第3波”が落ち着きを見せているなか、1月18日からカフェ、ジム、カラオケなどの施設の防疫措置が一部緩和された。

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韓国中央防疫対策本部は1月18日0時基準、新規感染者数は389人で、累積感染者数は7万2729人になったと発表した。新規感染者数は54日ぶりに300人台へと減少した。

そんななか、これまで持ち帰りと配送だけの営業となっていたカフェも、レストランと同じように21時まで店舗での飲食が可能になり、ソウルなど首都圏のジム、カラオケなどに適用された一連の禁止措置も利用人数を施設面積8平方メートル(約2.4坪)当たり1人に制限する条件下で解除された。

ただ遊興施設5種や「ホールデムパブ」(酒を飲みながらカードゲームを楽しむ形態の居酒屋)は、営業停止措置が維持される。

韓国中央災難安全対策本部によると、現行の防疫対策「社会的距離確保」(首都圏第2.5段階、非首都圏第2段階)と、「5人以上の私的な集まり禁止」措置は、来る1月31日まで2週間延長される。これにより5人以上が私的に集まることが禁止されており、結婚式・葬儀・式典などの場合、首都圏は50人未満、非首都圏は100人未満でのみ行うことが可能だ。

カフェの店内での飲食が可能となったが、食事中以外はマスクの着用が義務付けされ、それを違反した場合、10万ウォン以下の過料が課される。

防疫措置の一部緩和によって首都圏では、集合禁止措置で運営が中断されていた室内スポーツ施設や歌練習場、訪問販売、塾などの施設11万2000カ所がバックドアを開くようになった。

その他、全国のスキー場、スケートリンクなどにあるレストラン、カフェ、更衣室、娯楽室などの付帯施設の集合禁止措置は解除される。マンションなどの共同住宅団地内の施設の運営も可能となる。

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