ソウル・梨泰院(イテウォン)での悲劇から1年が経とうとしている。
ソウル警察庁は10月27日、ハロウィン期間の総合対策会議を前日に開き、治安管理案などについて話し合ったと明らかにした。それに伴い、ユン・ヒグン警察庁長は同日、人が多数集まると予想される繁華街の安全対策点検を実施した。
警察はハロウィン期間中、市民の安全確保のために人口密度が高まる危険性の高い路地などを重点的に管理し、通報の対応人員も増加するという。また、クラブなどの遊興施設での麻薬類使用、秩序違反行為も集中的に取り締まるという方針を固めた。
なお昨年10月29日、ハロウィンを控えたソウル龍山区梨泰院洞(ヨンサング・イテウォンドン)一帯には数万人が殺到し、大規模な圧死事故が発生した。この事故で159人がこの世を去ったと集計されている。
警察の警備強化のほか、繁華街の商業施設もハロウィンに関するイベントなどを自粛する。
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