“ナッツ姫”ことチョ・ヒョナの妹で、“水かけ姫”の別名で知られるチョ・ヒョンミン前大韓航空専務が、自分が運転する車(テスラModel S)で追突事故を起こした。彼女は交通事故の処理と警察の調査に、誠実に臨む姿を見せたと伝えられている。
5月21日午前11時43分頃、ソウル市中区の大漢門前で、チョ・ヒョンミン前専務が運転していた車が前方の乗用車に突っ込んだ。この事故でチョ前専務の車と被害を受けた車は破損し、チョ前専務と追突された車の運転手が軽い怪我をしたという。
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警察の調査の結果、いずれも運転手の他に同乗者はいなかった。チョ前専務は、大漢門前の横断歩道で信号が青から黄色に変わったものの減速せず、前の車が停止するなかで事故が起きたと警察で述べた。
警察関係者は「チョ氏が調査に誠実に臨み、本人のミスだったことを素直に認めた」と説明した。
警察はチョ前専務の運転不注意で事故が起きたと見て、チョ前専務と被害者の陳述、ドライブレコーダーなどをもとに、事故の原因を調べている。
チョ・ヒョンミン前専務は昨年3月、広告代理店社員に激高して水をかけるパワハラを行ったとして議論を呼び、検察の捜査まで受けた。しかし検察は同年10月にチョ前専務を嫌疑なし(特殊暴行・業務妨害の疑い)と公訴権なし(暴行容疑)処分とした。
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