俳優チョン・ウソンの復帰が本格化するなか、16歳年下のモデルであるムン・ガビが2人の間に生まれた息子の写真を公開し、ネット上が騒然となっている。
大手ポータルサイトの芸能ニュースランキングを独占するなど、注目が集まっている。息子の姿を公開するのは約1年ぶりのことだ。
ムン・ガビは10月30日、自身のSNSに息子と過ごす日常の写真をコメントなしで多数投稿し、再び話題の中心となった。
写真の中で息子は、母親とおそろいの服を着て緑の芝生の上を駆け回ったり、海辺で手をつないで歩いたりしており、「ぐんと成長した身長」とともに堂々とした近況を伝えている。
ムン・ガビは9月、SNSを通じて「私とあの人(チョン・ウソン)に関する話は完全に歪曲されている」とし、「子どもと子どもの父親を守るために沈黙していた」と明かしたことがある。
今回、息子の写真を公開したことは、その文脈で見ると、単なる育児の近況報告ではなく、「子どもと父親としての関係」をめぐる外部の憶測や非難に対する一種の反応とも解釈されている。ネット上では「チョン・ウソンが本格的に復帰を始めたタイミングでムン・ガビが息子の写真を投稿したのは、意味深だ」との声も上がった。
実際、最近のチョン・ウソンは広告契約の締結、映画祭での公の場への登場、さらにディズニープラスの大作主演など、一連の活動を通じてブランクを乗り越え、精力的に復帰の歩みを進めている。
私生活をめぐる論争後も「俳優としての責任を果たす」という意志を示しており、今後どのような形でキャリアを再構築していくのか注目されている。
写真公開直後、オンラインコミュニティやSNSには多様な反応が寄せられた。1年ぶりに姿を見せた息子に「もう歩いてる、すごい」「雰囲気が妙だ」と驚く声がある一方、「少しだけ見えたけど、もう父親のチョン・ウソンに似ている」といったコメントも見られた。
しかし懸念の声も少なくなく、「子どもの顔が少しずつ見えてきているけど…公開して大丈夫なのか」「チョン・ウソンの騒動と重なって、子どもの話題まで広がるのは気がかりだ」といった意見も出ている。
チョン・ウソンの活動再開とムン・ガビの息子の公開は、それぞれ別の出来事だが、同時期に注目されていることで、単なる近況共有を超えた意味を帯びているともいえる。
ムン・ガビは以前、「この子は過ちでも、その結果でもない。尊い命を守り、責任を持つのは当然のこと」と述べ、自身と子ども、そして父親としてのチョン・ウソンをめぐる歪んだ憶測を否定していた。
現時点で重要なのは、子どもの存在を芸能スキャンダルの一部として扱うのではなく、一つの生命として尊重する姿勢に他ならない。したがって「チョン・ウソンの復帰」や「私生活論争」とは切り離し、ムン・ガビと息子の日常に過剰に介入しない態度が求められる。
なお、チョン・ウソンは2024年、ムン・ガビが出産した息子の実父であることが明らかになり、婚外子騒動が浮上した。同年11月の第45回青龍映画賞の舞台では「すべての叱責は私が背負う。父として息子に対する責任は最後まで果たす」と語った。
その後、一般女性の恋人と婚姻届を提出したと報じられ、再び世間の関心を呼んだ。
(記事提供=OSEN)
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