K-POPボーイズグループBTS（防弾少年団）をデフォルメしたキャラクター「TinyTAN」と、ディズニー＆ピクサーの人気アニメ映画『トイ・ストーリー』のコラボが実現した。
BTSの所属レーベルBIGHIT MUSICを傘下に置く親会社HYBEは4月4日、ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリアと協業し、『トイ・ストーリー』とコラボした「TinyTAN」のキャラクターを披露すると明らかにした。
「TinyTAN」はBTSのメンバー7人をキュートにデフォルトしたキャラクターで、BTSの“第2の自我”が発現し、キャラクターになったというコンセプト。彼らは「Magic Door」を通じて現実世界を行き来するという世界観を持つ。
今回のコラボでは、「TinyTAN」のキャラクターがそれぞれ『トイ・ストーリー』シリーズの登場キャラクター「ウッディ」「エイリアン」「ハム」「レックス」「バズ・ライトイヤー」「フォーキー」「ロッツォ」をモチーフにした衣装に身を包んでいる。
HYBEは「RMはウッディのカウボーイハットと服に身を包み、JINはエイリアンの宇宙服を着るなど、2つの知識財産権（IP）が自然に融合した姿が特徴だ」と紹介した。
RMはウッディ、JINはエイリアン、SUGAはハム、J-HOPEはフォーキー、JIMINはレックス、Vはロッツォ、JUNG KOOKはバズ・ライトイヤーの衣装を着ている。
これに先立ち、HYBEは3月30日に「TinyTAN」のX（旧ツイッター）アカウントで『トイ・ストーリー』との出会いを描いたカートゥーンを公開した。
カートゥーンでは、「TinyTAN」のキャラクターたちが「Magic Door」を通じて別世界に移動し、『トイ・ストーリー』のキャラクターをモチーフにした服を着て登場する過程が描かれている。
また、BTSの人気曲『Permission to Dance』ミュージックビデオ内に登場する背景の砂漠やクリーニング店、さらには『トイ・ストーリー』のキャラクターの落書きやおもちゃなどが登場する。
HYBE IPX事業本部のイ・スンソク代表は、「ディズニー＆ピクサーの代表的IP『トイ・ストーリー』との協業で、高まったTinyTANの価値と地位を確認することになった」と自評した。
ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリア消費財事業部のジル・チェン総括は、「今回のHYBEとの協業を通じて、30年余りの間、全世界の多様な年齢帯の消費者に愛されてきた『トイ・ストーリー』をよりユニークに経験できるだろう」と期待を伝えた。
HYBEはウォルト・ディズニー・カンパニー・コリアとともに、今回のコラボを通じた公式グッズ（Merch）を披露し、新世界百貨店とともに多様なイベントを展開する計画だ。
Merchの場合、フィギュアやペン、毛布、ミニフォトカードホルダー・キーリング、マグネットセット、パーツ（靴アクセサリー）セットなど、計6種類を販売した。
前日の3日11時、「Weverse Shop」を通じて販売が開始されるやいなや、フィギュアやペンなど一部商品が即完売となった。
新世界百貨店では、ファッション、雑貨、ライフスタイルなど計22個の入店および新規ブランドを通じて、来る5月から「TinyTAN」と『トイ・ストーリー』のコラボ商品をソウル本店、江南（カンナム）店、釜山（プサン）センタムシティ店でそれぞれ販売する。
また、キャラクターと実際に出会える体験型ポップアップも、5月2日の江南店を皮切りに、17日にソウル本店、6月7日に釜山センタムシティ店で順次オープンする予定だ。
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