夫に内緒で約900万円の融資受け散財、韓国の音楽夫婦が抱える問題とは…妻の深刻な親依存

2023年11月21日 テレビ

韓国“音楽夫婦”がコミュニケーションの困難を明かした。

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11月20日に韓国で放送されたMBCバラエティ『オ・ウニョンレポート-結婚地獄』(原題)最新回には、音楽家夫婦が登場。ピアノ伴奏を専攻した台湾人夫と、フルートを専攻した韓国人妻は、フランス・パリで伴奏者・演奏者として初めて出会ったという。

9つもの年齢差、国籍の壁も克服できるほど互いの音楽を愛し、一生ともに演奏することを夢見ていた2人。だが結婚後について妻は、「(夫は)社会では成功できませんでした」と明らかにし、夫もまた「(自分が)家で飼っている子犬より、もっと必要ない存在のようだ」と順調ではなかった結婚生活を告白した。

結婚8年目を迎え、お互いがどんな人なのか、より深く理解するためにオ・ウニョン博士のもとを訪ねてきたという2人。そんな音楽夫婦に向けた特別な解決策が公開された。

夫婦が抱える深刻な問題とは…

オ・ウニョンレポート-結婚地獄
(画像=MBC)『オ・ウニョンレポート-結婚地獄』

2人は静かな自然の忠清北道・提川市(チュンチョンブクド・チェチョンシ)で2人の子供と暮らしている。まるで音楽会に来たかのような合奏も束の間、すぐに夫婦の問題が表面化した。

夫は8年間、フリーランスの音楽家として活動していたという。そのため固定収入がなく、経済的困難を経験したとのこと。

フランスでピアノを専攻していた当時は首席で卒業しただけでなく、卒業演奏も審査員の満場一致を得るほどの実力者だった夫。しかも、夫が卒業した学校は、世界で十指に入る名門だった。フランスにいればピアニストとして成功することもできたが、韓国に来てからは定着が難しかったと明かした。

そして、「現在は、本業とは関係ないが、ひたすら金を稼ぐためにオンライン講義映像を販売する仕事をしなければならない」と生活状況を告白。一方の妻は、結婚生活で固定月給を受け取ったのは4回だけで、さらに夫が送金してくれる金額も把握していた額より110万ウォン(約12万円)を超えていたため、わけも分からないまま不安を感じていると明かす。妻は夫に経済的な状況についての相談を試み、なぜお金を多く送ったのかと尋ねるが、夫は「お金をたくさん送るとあなたが喜ぶから」と言うだけだった。

夫婦の問題はこれだけではない。8000万ウォン(約900万円)を巡る攻防も続いた。

「夫婦関係に致命的なダメージ」

8000万ウォンは、お金がなかった夫婦が妻の母親名義で融資を受けたものだ。妻はこのお金を元手に宿泊業を始め、生活費を稼ごうとしたが、予算超過によりデタラメな生活費として使い果たしてしまったと明らかに。

これに対し夫は、巨額の融資などを少しの相談もなく進め、返済すべきだとだけ主張する妻への残念さを吐露。妻は夫に「あなたが私に何をしてくれたのか」とし、これまで無関心だった夫への不満を爆発させ、結局、感情のぶつかり合いで終わってしまった。

このような夫婦の日常を見守っていたオ・ウニョン博士は、「2人は、お金の問題よりもコミュニケーションの問題がより深刻で、深刻なコミュニケーション不足が夫婦関係に致命的なダメージをもたらしている」と診断。また、コミュニケーションが必要な時は会話をせず、コミュニケーションしたとしても誤解を招く会話をしているとし、詳細に分析した。

2人は会話中に夫婦関係で使ってはいけない非難、軽蔑などを、すべて使っていたのだ。オ・ウニョン博士は、「お互いを攻撃する会話ではなく、健康な会話法に変えることが関係修復の近道だ」と助言した。

そして翌日、妻の母親が夫婦の家を訪ねてきた。夕食後、3人は母親名義で融資を受けた8000万ウォンの返済について相談することに。まず、母親は融資があまりにも高額なので、妻名義で持っていた家を処分して借金を返済しようと提案。これを受け、妻は自身名義の家にもかかわらず「母親と相談しなければならない」として決定を先送り。すると夫は「妻とが親離れできていない」と不満を爆発させた。

本人名義の家であるにもかかわらず、母親と必ず相談しなければならないのか、というMCの質問に妻は、相談しなければならない理由さえもよく分からないが、幼い頃から母親と離れることが難しかったと明らかに。加えて「結婚する前まで母親と一緒に寝ていた」とし、皆を驚かせた。

オ・ウニョン博士の助言

続いて母との会話で妻は、本音を切り出した。自身が母親に依存しているのは、幼い頃から意見が受け入れられたことがなかったためだと告白。妻の進路も、母親が好きだった音楽を専攻することで関心と支援を受けたが、希望する大学に進学できないと母親の関心が離れていったとも話した。そのため、中学、高校の時から毎日死にたかったと、幼い頃の傷を告白。親離れできなかっただけでなく、幼い頃の傷から回復できないまま中年になってしまい、二児の母親になってしまったわけだ。

このような親子関係を見守っていたオ・ウニョン博士は、「妻は誰かに世話され、愛されることに慣れている依存的な性向の人だ」と指摘し、「結婚後、依存の対象が夫になったが、夫の頻繁かつ長い不在によって、自分から離れるのではないかと恐怖を感じただろう」と診断。また妻に、母親の娘がうまくいくことを願う気持ちを理解することが、母親から完全に独立する第一歩だと付け加えた。そして、これから母親と食事はしても、寝る時は家族と一緒にと付け加えた。

また、夫婦が音楽で稼ぐには現在の居住地は適していないとし、音楽を学びたい人が多い都市部に引っ越すことも提案。最後に妻には、夫に向けた尊重の意味を込めて、夫の母国語である台湾語を学んでみることを助言した。

(記事提供=OSEN)

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