女優イ・ヨンエ、女性指揮者役で新境地の予感。次回作『マエストラ』場面写真初公開

“天才マエストラ”になる女優イ・ヨンエの変身に注目が集まっている。

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tvN新ドラマ『マエストラ』(原題)が、主人公チャ・セウム役を演じるイ・ヨンエのスチール写真を初公開した。洗練されたビジュアルとあふれるカリスマを発散するユニークな姿が目を引く。

同作は、世界にたった5%しかいない女性指揮者“マエストラ”で、天才あるいは伝説と呼ばれるチャ・セウムが、秘密を隠したままオーケストラをめぐる事件の真実を探っていくミステリードラマだ。

イ・ヨンエをはじめ、イ・ムセン、キム・ヨンジェ、ファン・ボルムビョルらが出演する。

イ・ヨンエ扮するチャ・セウムは、米国や欧州などで名声を博している世界的な女性指揮者。大胆かつ情熱的で、時には破格の歩みも躊躇なく見せるショーアップの鬼才だ。観客を圧倒するカリスマ性と対照をなす繊細な楽曲解釈で、そのスタイルには好き嫌いがあっても、実力には異見のない舞台上の支配者である。

世界の名門オーケストラからの誘いを断った彼女が選んだのは、ほかでもない、韓国の三流オーケストラである「ザ・ハンガン(漢江)フィルハーモニーオーケストラ」。20年ぶりに韓国行きを選んだ世界的指揮者の決定は、クラシック界を仰天させるほど衝撃的な事件だが、彼女にはそれなりの事情があった。

興味深い事情を持つキャラクターを魅力的に描き出すイ・ヨンエの変身がこの上なく待ち遠しい。

公開されたスチール写真には、チャ・セウム役になりきったイ・ヨンエの多彩な姿が写っている。

まず、洗練されたビジュアルとと余裕のある堂々とした姿が目を引く。「完璧な女性リーダー」という修飾語にふさわしく、柔らかい笑みの中にはっきりとした確信を感じさせるセウム。音楽をどのように解釈していくか、作品解釈に没頭する瞬間は苦悩する芸術家の姿そのものだ。

何より、指揮棒を握った彼女の姿はひときわ輝いている。

『マエストラ』イ・ヨンエ
(画像=tvN)

長い音楽の旅を始める前、戦列を整えるように輝く目つきからは、数多くの演奏者をまとめるカリスマ性が感じられる。“マエストラ”という唯一無二のキャラクターでもう一度巧みな演技を繰り広げるイ・ヨンエの活躍に期待が募る。

韓国を代表する女優イ・ヨンエが主演するtvN新ドラマ『マエストラ』は、12月9日21時20分より放送開始。

◇イ・ヨンエ プロフィール

1971年1月31日生まれ。ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』で主人公チャングムを演じ、日本でも人気を博す。2008年に在米韓国人の実業家チョン・ホヨンと結婚し、2011年に双子を出産した。主な出演作は映画『JSA』(2001年日本公開)、『親切なクムジャさん』(2005年日本公開)、『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』(2020年日本公開)、ドラマ『師任堂(サイムダン)、色の日記』『調査官ク・ギョンイ』など。

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