俳優チ・チャンウクの強烈な目つきに吸い込まれる。
ファッションマガジン『GQ KOREA』は、チ・チャンウクとともにした最新カットを公開した。
チ・チャンウクは華やかな衣装や胸元が深く開いた衣装などを着こなし、秋のムードとともに色気を醸し出した。はっきりとした目鼻立ちと彫りの深さが目立ち、彫刻のような非現実的なビジュアルを見せつけた。
チ・チャンウクは、現在日本でも配信中のドラマ『最悪の悪』(Disney+)を通じて話題を集めている。
『最悪の悪』で新しい姿を発見したのかと尋ねると、チ・チャンウクは「演技をしながら度々、作品の雰囲気とストーリーを追いながら、『新しい』と感じた」として「ジャンルの既視感を呼びおこさないよう、私たちだけの差別点が随所に存在する。作品を通じて確信が持てるようになった」と作品に対する信頼を示した。
また「人生演技を更新した」と絶賛されたチ・チャンウクの演技。毎話揺れ動くジュンモをどう表現したのか聞いた。チ・チャンウクは「ジュンモが見せるべきものに集中した。警察としての使命、正義感は最大限におろした。道徳的な思考と判断を除けば、残ったのは結局本能だった。本能的な感情がより現実的だと思った」と、キャラクターに対する考えを伝えた。
最後に、俳優チ・チャンウクの変化と欲に対する質問にチ・チャンウクは「演技は相変わらず難しい。経験から来る小さな余裕以外には変化が大きくない」として「俳優として、欲は仕方ない。まだもっと見せたいし、俳優として証明したい。ただし、私の欲が作品に害にならないように常に警戒している」と答えた。
いつのまにか15年目を迎えたチ・チャンウク。俳優として強烈さと慎重さ、深みまで、すべてを備えた万能俳優でありながらも絶えず変化する彼の今後15年も期待される。
そんなチ・チャンウクが主演を務める『最悪の悪』は10月25日、最後の3話を公開し、最終回を迎える。
◇チ・チャンウク プロフィール
1987年7月5日生まれ。小劇場のオーディションを通じてミュージカルに出演した経歴を持つが、本格的にデビューしたのは2008年公開の映画『スリーピングビューティー』から。翌年放送されたドラマ『ソル薬局の息子たち』(KBS)で一家の末っ子ソン・ミプンを演じたことがきっかけで、注目を集めるように。2014年に放送されたドラマ『奇皇后』(MBC)を機に、一躍韓流スターとして名を上げた。初期の作品から現在に至るまで、熱い人気を博している。
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