同性メンバーへの“強制わいせつ”容疑の韓国元男性アイドルに、「反省がない」と不服の検察が控訴

2023年06月02日 話題

元アイドルの男性がメンバーへの強制わいせつ容疑で執行猶予判決を受けたなか、検察が刑が軽いと理由で控訴した。

【写真】“同性”メンバーへのわいせつ行為があったと推測されたグループとは?

ソウル中央地裁は5月30日に行われた宣告公判で、同性メンバーに強制わいせつをした容疑で裁判にかけられたアイドルA氏に懲役2年6カ月、執行猶予3年を言い渡した。だが、検察はこの一審判決が軽いとし、控訴していたことが6月2日にわかった。

検察は、A氏が長期間にわたって何度も行為に及んだだけでなく、被害者が最終的にグループから脱退せざるを得ない状況にしたなど、被害が大きかったとしている。また容疑を否認するなど反省の態度が見られないとし、控訴審でさらに重い処罰を受ける必要があると説明している。

A氏は2017年から2021年まで少なくとも3回、宿舎や練習室などで同じグループのメンバーである被害者Bさんの身体を触った疑いが持たれている。Bさんは2021年、ソウル江南(カンナム)警察署に被害事実を申告し、ソウル中央地検は今年1月にA氏を強制わいせつ、および類似強姦容疑で起訴した。

去る3月29日に行われた公判で検察は、A氏に対して懲役3年とともに、身元公開・告知、性暴力治療プログラムの履修、5年間の就職制限命令を要請していた。

当時、A氏側は容疑をほとんど認め、反省の意を明らかにしながらも、一部の容疑については「(当時)酒に酔っていて覚えていない」と否認。A氏は事件後、グループから脱退して芸能活動を辞めた状態だ。

裁判所は一審判決の理由を、「被告人が強制わいせつに対して自白して証拠があり、類似の強姦容疑に対しても被害者の陳述が一貫している。また、被害者が犯行による性的な不快感によって相当な精神的苦痛を伴っている」としながらも、「被告人が本人の誤りを概ね認めて反省した点、被害者と合意した点、初犯である点を考慮した」と伝えていた。

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