9億ウォン(約9000万円)を受け取っていないと主張した女優ソン・ジヒョが、所属事務所代表を横領容疑で告発した。
5月24日、ソン・ジヒョ側の関係者が複数の韓国メディアに、「法律代理人を通じてソウル江南(カンナム)警察署にUZUROCKS代表を相手に特定経済犯罪加重処罰などに関する法律(横領)違反容疑で告発状を提出した」と明らかにした。
また、「清算金や未払いの件はソウル中央地裁に5月2日に提起した状況で、公判を待っている状況」と説明した。
先立ってソン・ジヒョは昨年10月、芸能事務所UZUROCKSと専属契約を結んだ。
しかし今年4月、UZUROCKSは所属アーティストや職員への賃金未払い疑惑に包まれることに。複数の前・現職UZUROCKS職員は本紙『スポーツソウル』に、「一部の退職者は未払いの給与を支給されたが、依然として在職者は給与が滞っている」と情報提供した。
また4月24日、ソン・ジヒョの側近は『スポーツソウル』との電話通話で、「ソン・ジヒョが4月14日、所属事務所UZUROCKSを相手に専属契約解約を通知した」と明らかにした。
そして5月にソン・ジヒョ側は、「ソン・ジヒョさんが所属事務所から支払われなかった金額が約9億ウォン(約9000万円)と推定される。俳優活動で稼いだ収益はさらに多いはずだが、俳優に入る収益だけで9億ウォンと予想される」と公式立場を明らかにした。
そして今回、ソン・ジヒョが事務所代表を横領容疑で告発し、未払い問題はますます深刻化している状況だ。
◇ソン・ジヒョ プロフィール
1981年8月15日生まれ。本名チョン・スヨン。2001年に雑誌モデルでデビュー。代表作はドラマ『宮(クン)~Love in Palace』『朱蒙』(2006年)など。2021年には自身のショートヘアやスタイリングを巡り、ネット上で批判コメントが浮上するも、事務所が悪質コメントに対する対応を予告して話題となった。
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