ボーイズグループASTROのチャ・ウヌがタイのイベントで涙を流す姿がとらえられたなかで、突然亡くなったムンビンさんを見送ったアイドルたちを心配する声が高まっている。
チャ・ウヌは去る4月29日、タイで開かれた「KonnecThai」イベントに参加した。
先立ってイベントを進行したPrestigeエンターテインメント側は4月23日、「韓国とタイ間の文化交流行事で、両国のメインアーティストとVIP、ゲストの方々、そして多くのファンの方々が共にするKonnecThai行事に、アーティストのチャ・ウヌが予定通り参加する」と明らかにしていた。
当初、ムンビンさんが亡くなって間がないことから心配の声も上がったが、所属事務所のファンタジオ、チャ・ウヌ本人、そして主催側が深く議論して下した決定だとされた。以降、チャ・ウヌはイベントに参加してドラマ『ラケット少年団』（tvN）のOSTソロ曲である『Focus On Me』を歌った。
実際にタイ現地のファンが撮った映像が各種SNSにアップされたりもした。その映像でチャ・ウヌは目頭を熱くし、すぐにでも涙があふれそうな切ない表情を見せた。
特にチャ・ウヌは4月24日、ファンタジオ社屋に設けられた追慕の空間を訪問し、ムンビンさんに伝える手紙を書いた経緯がある。
その手紙でチャ・ウヌは「ビン、君に会いたい夜だ。この悪い奴め。サナと散歩がてら、眠れなくて一緒に来た。よく寝ているか？」とし、「お前と当たり前にやってきたことのすべてが、本当に些細なことまで、なぜこんなに懐かしく後悔されるのか…」と故人への懐かしさを表わした。
続いてチャ・ウヌは「月の国では必ず数百倍、幸せになれ。残していったものは僕が責任を持つから、あまり心配するな。お疲れさま。愛してる、ごめん。友よ」と書き、ムンビンさんの家族を気にして見守るという約束も忘れなかった。
このチャ・ウヌの手紙に触れたファンらは、「ウヌがとても大変そうだ」「どうかウヌ自らも回復する時間を持って」「ファンは待っているが、あまり無理しないでほしい」「もう一度、ムンビンの冥福を祈る」と追慕した。
ムンビンさんと18年来の親友だったガールズグループVIVIZ・シンビも最近、ムンビンさんの弔問を終えた後、「We Bridge Music Festival & Expo in LAS VEGAS」に参加するためにアメリカへと向かったが、そのステージで頭を下げたまま悲しみを表わした。
最初のステージが終わるとシンビは直ちに席を離れ、VIVIZメンバーのオムジとウナだけが残って観客と挨拶を交わした。VIVIZ 側は予定されていたインタビューやレッドカーペットの日程を取り消し、所属事務所は「アーティストたちの体調不良によって取り消す」と説明したりもした。
ムンビンと同い年の親友だったSEVENTEEN・スングァンも体調不良により、SEVENTEENの10thミニアルバム『FML』の活動に流動的に参加することになった。
所属事務所のPLEDISエンターテインメントは、「スングァンは体調不良によりやむを得ずファンサイン会を含め、10thミニアルバム『FML』関連のスケジュールに流動的に参加することになった」とし、「当社はスングァンが早くコンディションを回復できるよう、最善を尽くす」と明らかにした。
これに接したファンたちは、「私も涙が出てしまう。ファイティング」「スケジュールよりもシンビやスングァンがうまく勝ち抜いてほしい」「98ズ（1998年生まれ）、永遠に」「どうか皆がうまく乗り越えられますように」などと応援のメッセージを送った。
ムンビンさんを見送った人々が未だに悲しみのなかにいるだけに、彼らを心配するファンと大衆の声がいたるところで高まっている
（記事提供＝OSEN）
◇ムンビン プロフィール
1998年1月26日生まれ。2006年に東方神起の『風船』のミュージックビデオに、ユンホの子役である“リトル東方神起”として出演。2009年にはドラマ『花より男子-Boys Over Flowers』で俳優キム・ボムの子役を務めた。2016年にASTROメンバーとしてデビューし、ドラマ『十八の瞬間』に出演するなど、ステージに演技、バラエティと多様な活動を繰り広げた。妹のムン・スアはガールズグループBilllie（ビリー）のメンバー。2023年4月19日、突然の悲報を知らせた。享年25歳。
■「君の助けになりたかった…」ムンビンさんに送ったSEVENTEENの手紙
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