BLACKPINKの所属事務所であるYGエンターテインメントには、すべて計画があった。
【写真】BLACKPINKジェニー、BTS・Vとの“カップル写真”流出か
アーティスト保護のために努力してきたYGエンターテインメントは、BLACKPINKジェニーのプライバシーを侵害する写真が流布されたことについて、これまで言葉を慎んできた。
ファンの心だけが焦がれている状況だが、YGエンターテインメントはその間、情報収集を終えて本格的な対応を始めた。いよいよ反撃に乗り出す時間だ。
YGエンターテインメントは10月3日、公式立場を各メディアにメールを通じて配布した。「YGエンターテインメントです」と始まるメールには、約5カ月間も沈黙を守ってきたBLACKPINKジェニーに関連するイシューに対するYGエンターテインメントの思いが含まれていた。
YGエンターテインメントは「BLACKPINKジェニーの個人写真の最初の流布者に対する捜査を警察に正式に依頼したことを明らかにします」とし、「該当内容を持続的にモニタリングしてきており、情報収集を終えた9月に訴状を提出した経緯があります」と明らかにした。
これまでYGエンターテインメントは、ジェニーの関連イシューに対してこれといった立場を明らかにしなかった。長い沈黙の末に公式立場を発表したYGエンターテインメントは、「追加の被害を最小化するために、これまで関連する言及と立場表明を自制してきました」とし、立場を明らかにしなかった理由を説明した。
そうであるならば、沈黙を破って立場を明らかにした理由は何だろうか。
YGエンターテインメントは「最近、個人写真で触発されたデマの量産、非難、人身攻撃、セクハラ、プライバシー侵害が無分別になされ、これ以上見過ごせない責任を感じました。これに対する法的対応の事実を明らかにし、状況を正したいと思います」と述べた。
特にYGエンターテインメントは、該当事案がジェニーの私生活ではなく、不法ハッキングという犯罪であることを改めて強調した。YGエンターテインメントは「オンライン上に流布された写真は本人の意思と関係なく不法に公開されたもの」「これを共有する行為は2次加害であると同時に法的処罰の対象になりうる」と警告し、今後発生する追加の被害に対しても善処なしに、すべての法的措置を取る予定であることを強調した。
YGエンターテインメントは「今回の事案も、やはり真偽の可否が把握されていない内容を繰り返しアップロードしたり、過度な悪性掲示文を作成したりする行為に対して情報通信網法上名誉毀損、不法情報流通禁止違反、通信媒体利用淫乱罪などで告訴・告発したことをお知らせします」と付け加えた。
初めて関連イシューが飛び出してから5カ月間、息苦しく過ごしたファンとしては歓迎すべき対応だ。表向きは静かに沈黙しながらモニタリングを通じて情報収集を終えたYGエンターテインメントは、本格的な対応に乗り出した。
不法なハッキングを通じてジェニーの私生活写真を公開した最初の流布者から、それを根拠にデマを量産したネットユーザーまで、強力な法的対応を受けることになるのか注目される。
（記事提供＝OSEN）
◇ジェニー プロフィール
1996年1月16日生まれ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。同曲のミュージックビデオの再生回数は4億回を超えた。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。
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