ジスは「個人の努力がもたらす効果を過小評価してはならない」とし、「小さな努力が大きな変化を作り出すだろう」と強調。リサもやはり、「私たちは私たちの考えるよりもさらに大きな影響力を持っており、皆の未来を保護しなければならない責任がある。より多くの学びと知識で、より良い明日を作っていこう」と呼びかけた。
BLACKPINKは約1年前、国連持続可能発展目標広報大使(SDG Advocate)に任命され、2023年までに計17の主な目標のうち、「気候変化への対応」および「教育」に対するメッセージを伝えることに努めている。彼女たちはCOP26広報大使、各種公益キャンペーン参加など多様な社会貢献活動に乗り出している。
所属アーティストの活動と共に、YGエンターテインメントもこれまで持続可能なK-POPのために、環境問題に大きな関心を持って多角的な変化を図ってきた。多くの協力会社と深く膝を突き合わせており、2021年から所属アーティストのアルバムやMDなどの制作に環境保護素材を活用している。
一例として、アルバム制作時にFSC認証を受けた用紙や低炭素エコ用紙、および大豆油インク、環境保護コーティング、生分解可能な素材PBATなどを使用する方式だ。特に代替材の探索が容易ではなかった包装ビニールは、トウモロコシのデンプンから抽出した原料で作った環境にやさしい樹脂を適用した。このように制作全般にわたる努力と大々的な変化の試みは、韓国エンターテインメント業界のなかでYGエンタが初めてだった。
なおBLACKPINKは9月16日に発売された2ndフルアルバム『BORN PINK』を通じて、各種グローバルチャートで大きな存在感を誇っている。同アルバムは、iTunesのアルバムチャートでアメリカとイギリスを含む60の国や地域の1位を席巻し、アップルミュージックのアルバムチャートでも64の国や地域のトップに立った。
タイトル曲『Shut Down』はSpotifyデイリートップソンググローバルチャートで、4日間もトップを維持している。