初秋に入る9月も、K-POP界は人気グループの“カムバック対戦”で熱い。
【写真】BTS・VとBLACKPINKジェニー、“密着ショット”?
特にSMエンターテインメント、YGエンターテインメント、JYPエンターテインメントと、韓国芸能事務所の“御三家”の人気グループがカムバックするため、注目が集中している。
K-POPを代表する人気グループ、BLACKPINKとNCT 127が来る9月16日に同時にカムバックする。
去る8月の新曲『Pink Venom』で各種新記録を作っているBLACKPINKは、9月16日に2ndフルアルバム『BORN PINK』を発売する。YGエンターテインメントによると、『BON PINK』は予約注文量だけで200万枚を突破し、ダブルミリオンセラー達成を予告した。K-POPガールズグループとしては、初のダブルミリオンセラーとなる。
先行公開曲『Pink Venom』によって、本格的なカムバックに拍車がかかった。同曲は8月28日基準、世界最大の音楽ストリーミングプラットフォームSpotifyのトップソンググローバル週間チャートで、K-POP歴代最高順位となる2位を記録し、イギリスのオフィシャルシングルチャートでも初登場22位となった。『Pink Venom』のミュージックビデオは、YouTube再生回数2億回を超えるなど、熱い話題を集めている。
8月29日には、アメリカで行われた授賞式「2022 MTV Video Music Awards」でK-POPガールズグループとして初めてステージに立ち、2冠に輝く快挙も達成した。カムバックと同時に連日新記録を作ってきたBLACKPINK。そんな彼女たちが2枚目のフルアルバムで、どんな記録を塗り替えていくのか、大きく注目される。
NCT 127は4thフルアルバム『疾走(2 Baddies)』で電撃カムバックする。
9月16日に発売される今回のアルバムは、同名タイトル曲『疾走』をはじめ、多彩なジャンルの計12曲が収録された。NCT 127は、昨年9月に発表した3rdフルアルバム『Sticker』でトリプルミリオンセラーを達成。また韓国国内の音源およびアルバムチャートで1位、2021年に発売されたアルバムのなかでアメリカの「ビルボード200」チャートに最も長くチャートインするなど、グローバルな成果を収めた。
それだけに今回のアルバムで見せる活躍にも、大きな期待が寄せられる。
JYPエンターテインメントの新人ガールズグループNMIXXは、2ndシングル『ENTWURF』を9月19日に発表してカムバックする。デビュー初のカムバックを通じて、再びK-POP界に新鮮な波及力を伝えるという抱負だ。
今年2月にデビューシングル『AD MARE』でデビューし、タイトル曲『O.O』で活動したNMIXXは、「ガールズグループ名家」と呼ばれるJYPエンターテインメントがITZY以来、約3年ぶりにローンチしたガールズグループとして話題を集めた。デビューアルバムでHANTEOチャート基準、初動22万枚を記録して快調なスタートを切ったNMIXXが、カムバックを通じて見せる新しい変身にファンの期待が高まっている。
他にも、RBW所属のボーイズグループONEUSが9月5日に新曲『Same Scent』でカムバックする。8thミニアルバム『MALUS』の全曲のクレジットに名前を載せ、ONEUSならではカラーを詰め込んだアルバムに仕上げた。ONEUSは前作『TRICKSTER』の初動販売量で自己最高記録を更新するなど、好成績を収めた。彼らが新しいアルバムを通じて、どんな成果を生み出すかにも注目だ。
とあるK-POP関係者は、「昨年は秋夕(チュソク、旧暦8月15日の祭日)連休を起点に強大なファンを持つボーイズグループが次々とカムバックしたが、今年は7~8月の音源チャートを席巻したガールズグループブームが9月まで続くと見られる」と展望した。
また別の関係者は「今夏、強大だったガールズグループパワーで停滞していた多くのボーイズグループも、9月のカムバックを議論中だ。秋夕の連休もあるだけに、様々なジャンルの歌手たちがアルバムを出すことを期待している」と話した。
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