K-POPガールズグループBLACKPINKの2ndフルアルバム先行公開曲『Pink Venom』が、8月20日(米国現地時間)に発表されたSpotifyデイリートップソンググローバルチャートで1位に輝いた。これはK-POPの女性アーティストでは初の快挙だ。
BLACKPINKの『Pink Venom』はリリース初日の8月19日、Spotifyだけでストリーミング回数793万7036回を記録したと集計された。これは今年リリースされたK-POP含む全世界の女性アーティストの歌のなかで最も高いストリーミングの数値だ。
『Pink Venom』はSpotifyの国と地域別のトップ200において、71カ国でチャートインに成功したが、そのなかでもアメリカで6位にチャートインした点が目を引く。というのも、Spotifyは米ビルボードのチャートに影響を及ぼすなど、波及力の高い音源ストリーミングプラットフォームとして知られているからだ。
BLACKPINKはSpotifyのグローバルチャートで、約2年前にリリースしたメガヒット曲『How You Like That』で2位にチャートインした経緯がある。ほかにも、『Lovesick Girls』が3位、『Ice Cream』『Kill This Love』が4位を記録し、全世界で強力な存在感を証明した。
もっとも、「K-POP女王」「ユーチューブクイーン」などと呼ばれ、これまで着実に波及力を育んできたBLACKPINKなだけに、今回のSpotifyグローバルチャート1位の座は決して珍しいことではない。
『Pink Venom』はBLACKPINK特有のカリスマ性が際立つHIPHOPジャンルの曲だ。強烈なビートと調和した韓国伝統楽器のサウンドがイントロから耳を虜にし、それとともに力強く展開されるシャープなラップと致命的なボーカルがメンバー4人の魅力を最大限に引き出している。
同曲はこれまで、アメリカとイギリスを含む73カ国のiTunesで1位を席巻し、ワールドワイドソングチャートのトップを占めた。また、中国最大の音源サイトであるQQミュージックではダウンロード、人気新曲、ミュージックビデオ、流行指数など各種チャートを総なめし、独歩的な人気を証明した。
ミュージックビデオも爆発的な人気を集めている。『Pink Venom』は公開から約29時間で再生回数1億回を突破し、同じ再生回数に達したK-POPガールズグループのミュージックビデオ内で最速を記録した。
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