女優ソン・ヘギョが離婚調停中に行ったインタビューの内容が話題になるなかで、そのインタビューが“歪曲報道”ではないかという問題が提起された。
とある香港雑誌は7月18日、ソン・ヘギョとモナコで行ったインタビューを公開した。離婚調停中に行われたインタビューだったが、そのインタビューでソン・ヘギョは、ソン・ジュンギや離婚について言及しなかった。
しかしソン・ヘギョがインタビュー中に話した「運命」「プリンセス」などといった内容が、離婚と関連付けて解釈され、意味深長な内容となった。
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インタビュー内容とソン・ヘギョの名前が大きな話題になると、通訳を務めたJ氏はある媒体を通じて疑惑の解明に乗り出した。
彼は「誕生日に王冠をもらいたい。プリンセスになった気分」というソン・ヘギョの回答について、「“王冠をつけられるのであればいつがいいか”といった質問への回答だった」と明かし、「ソン・ヘギョは“TPO(時間、場所、状況)に合わせて機会があれば、自分の誕生日に一度つけられれば良さそうだ”と答えた」と伝えた。
続いて「すべては運命の通りだ」と答えたことについては、「“作品をどのように決定するか”という質問に答えたものであり、その時ソン・ヘギョは“作品は神経を使ったからといってできるものではなく、運命のように近づいてくるものだ”と答えた」と説明した。
しかし公開されたインタビューを見ると、ソン・ヘギョのその回答は、作品に対する質問への回答とは言及されていないまま、ソン・ヘギョがソン・ジュンギとの離婚を意味深長に答えたように報じられている。
最後にJ氏は、ソン・ヘギョが話した「1人の時間が必要だ」という回答についても説明した。
彼は「一部の報道で多少膨らんだ解釈がある。今年下半期の予定を尋ね、そのときソン・ヘギョは個人的な時間を過ごす、来年は新たな作品に出たいが決まったことはないと、簡単に言っただけだ」と明らかにした。
離婚調停中に行われたインタビューという理由から、ソン・ヘギョは多くのネットユーザーから意味深長なコメントをしたとの指摘を受けた。「相手に対する礼儀がない」「軽率な発言だ」といった非難だ。
しかし議論が続き、通訳者が直接解明に乗り出したことで、ソン・ヘギョへの誤解が解けるかが注目される。
去る7月22日、ソウル家庭裁判所家事12単独(チャン・ジンヨン部長判事)は、ソン・ヘギョとソン・ジュンギの離婚調停が成立したことを発表した。それによって2人は、2017年10月の結婚から約1年9カ月で、それぞれの道を進むこととなった。
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