偶然の一致にしては、あまりに一致しすぎではないだろうか。とある韓国ドラマの一場面に、BTSメンバーの本名と生年月日が登場したのだ。
しかも劇中の“死亡者リスト”に記載されていたのだから、批判の声が高まるのも当然といえるかもしれない。
Netflixでも配信中のドラマ『明日』は、死んだ者を導いてきた“死神”が、死にたがっている人たちを生かそうとするファンタジードラマだ。問題のシーンは、韓国で4月22日に放送された第7話の一場面だ。
そこで登場した“死亡者リスト”には、BTSメンバーのVの本名「キム・テヒョン」と、JUNG KOOKの生年月日「1997年9月1日」が記載されていた。Vは生年は違うが名前と誕生日(12月30日)が一致、JUNG KOOKは名前は違うが生年月日が同じだった。死因はいずれも「他殺」と記載さていた。
それを見たファンらは「ドラマにメンバーの名前が使われることはあり得るが、死亡者リストに載るのは一線を越えている」「どんな意図でメンバーの生年月日を使ったのか」「ファンとしてあまりに気分が悪い」との声が上がった。5月17日時点で、同ドラマの視聴者掲示板にも抗議文が50件以上も投稿されている。
抗議を受けてMBCの『明日』側の関係者は5月17日、複数の韓国メディアに「どんな意図もなかった。単純な数字の組み合わせ」と解明した。
それにしても一致しすぎているという感は否めない。このまま事態が収まるのか、注目が集まっている。
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