BLACKPINKのリサがタイで問題になっている。彼女が登場するウイスキーの広告が、法に触れているのではないかとの指摘だ。
3月17日のタイ現地メディアによると、酒類規制委員会(OACC)がウイスキー業者のアジアブランド広報大使として活動中のリサが法に抵触しないかどうかを調査する。また、リサの酒類の広告写真や映像をSNSなどに上げ、拡散している者に対しても調査するという。
仏教国家であるタイは、すべてのメディアでお酒の広告を禁止している。
2008年に発効されたタイの酒類規制法32条では、お酒の宣伝はもちろん、お酒が入っているグラスを見せたり、特定の酒類のブランドを見せたりすることも禁止している。他者にお酒を飲むよう奨励する行為も許されない。
それに違反した場合、50万バーツ(約180万円)の罰金または1年以下の懲役刑、もしくはその両方の刑罰を受けることになる。
リサは現在、有名ウイスキーメーカーのアジア地域ブランド広報大使を務めている。
現地メディアによると、ウイスキーを広報するリサの姿が写った写真や映像がSNSを通じて広く流布されており、オンライン上ではリサが処罰を受けるのではないかと心配の声も上がっている。
◇リサ プロフィール
1997年3月27日生まれ。本名ラリサ・マノバン。グループ唯一のタイ出身メンバーで、2010年にタイで行われたYGエンターテインメントのオーディションでただ1人合格し、BLACKPINKのメンバーとしてデビューを果たした。ダンスの実力に定評があり、長い手足を生かしたダイナミックなパフォーマンスは圧巻。ステージで見せるクールな姿とは裏腹に、天真爛漫な性格。
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