証券会社各所は、YGエンターテインメントの目標株価を相次いで下方修正している。
サムスン証券は最近、9万1000ウォンだった目標株価を7万8000万ウォンにまで下げた。イベスコ投資証券は9万5000ウォンから7万7000ウォンに、SK証券は8万6000ウォンから7万ウォンにまで修正した。
SK証券のナム・ヒョジ研究員は、「昨年10~12月のYGエンターテインメントの利益は52億ウォンで、目標利益72億ウォンをはるかに下回った。主要アーティストの活動空白期間が長かったことが原因だ」と話している。
イベスコ投資証券のアン・ジンア研究員は「既存の主力アーティストのカムバックへの期待感は高いが、新人アーティストのサポート不足。主力アーティストのカムバックとコンサート開催は今年の半ばになるだろう」と述べた。
だが両社ともに、2022年はYGエンターテインメントが昨年よりも活発な活動に乗り出すと予想し、株の「買い」を継続している。
サムスン証券のチェ・ミンハ研究員は「TREASUREは初のミニアルバムを2月にリリース予定で、BLACKPINKは今年半ばにアルバムをリリースするとともに、完全体で活動する予定。さらに、ワールドツアーを開催する可能性が高い」と予想している。
だがやはり、エンターテインメント界でYGの株価の高騰を狙うためには、世界中にファンを持つBIGBANGがカムバックしなくてはならないのだ。
BIGBANGは、2016年12月13日にリリースしたアルバム『MADE』が最後だった。G-DRAGON、SOL、TOP、D-LITEの4人が除隊して3年目を迎え、YGエンターテインメントと2020年に3度目の再契約を結んだ。昨年4月、米コーチェラ・フェスティバルでカムバックする予定だったが、コロナの影響でキャンセルが決まり、自然とカムバックの話も流れてしまった。
現在、BIGBANGは「新しいアルバムを制作中」というも、具体的なリリース時期は明かされていない。
芸能界関係者は「BIGBANGがカムバックするためには、コロナが落ち着いて大規模なコンサートが可能でなければならない。昨年、前年までのYGの実績が大きく改善したとはいえ、1回のワールドツアーコンサートを開催するだけで、大金を稼ぐことができるBIGBANGのカムバックこそ、いまのYGにとって最も需要だ」と分析している。
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