内部事情も赤裸々に? YGの次世代エースWINNERが語る“これまで”と“これから”【インタビュー】

2019年05月19日 K-POP

“醜いアヒルの子”は厳しい冬を乗り越え、 “美しい白鳥”となって自由に羽ばたいた。

人気K-POPボーイズグループWINNERには、自らを『醜いアヒルの子』と表現した頃があった。

『醜いアヒルの子』といえば、知らない者はいないだろう。醜い姿で産まれた“アヒルの子”が逆境を乗り越えて美しい白鳥となる、“苦節からの大躍進”を描いた世界が愛するアンデルセン童話だ。

2013年にYGエンターテインメントが企画した、BIGBANGに続くボーイズグループ発掘のためのアイドルデビュープロジェクト『WIN:WHO IS NEXT』に勝利し、翌年2014年に正式デビューしたWINNER。

一時は空白期間が目立っただけでなく、メンバーの脱退によってビジュアル的な変化をもたらした。同事務所に所属する後輩グループと比較して活動が少ないと、ファンを不安にさせることもあったという。

そんなWINNERが人気グループとして頭角を現し始めたのは、2017年。シングル『FATE NUMBER FOR』をリリースしてからは、YGエンターテインメントに所属するどのグループよりも活発な活動を繰り広げている。

まさに、“醜いアヒルの子”が“美しい白鳥” となった瞬間だ。

(写真提供=YGエンターテインメント)

その後も目覚ましい活躍を続けたWINNERは、去る5月15日にミニアルバム『WE』をリリース。リード曲『AH YEAH』は、韓国の主要音源サイトでリアルタイムチャート1位を獲得した。WINNERはデビューしてから現在に至るまで、すべてのアルバムリード曲が音源チャート1位を記録している。

世間はいつしか、“期待を裏切らない、信じられるグループ”として、彼らに熱い関心を寄せた。

アルバムリリース翌日の5月16日、記者懇談会に出席したWINNERは、チャート1位の感想をこう話している。

「期待しなかったといえば嘘になるけど、予想外であったことも確かだ。カムバックして楽曲をリリースするときは、運に任せなければならないので予想ができない。だからいつも緊張する。ファンの皆さんには、いつも感謝している。メンバーたちとは結果に期待したり、執着することがないようにしようと毎回話している。たくさん期待すると、その分失望も大きくなる。だから、できるだけ淡々としていようと努力する。

ファンの皆さんがいつも頑張ってくれる。ファンの方々が僕たちの歌を広めるため、たくさん努力してくれたことが良い影響となった。WINNERのメンバーの一員といえるほど、その相乗効果は大きい」

“V.Iスキャンダル”当時、カムバックへの支障を心配する声も…

最近は元BIGBANGのV.Iが一大スキャンダルで世間を騒がせたこともあり、所属事務所YGエンターテインメントが一時混乱状態にあった。WINNERはそんな状況の中でも颯爽とカムバックを遂げ、好成績まで叩き出して大きな存在感を証明した。

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