BTS・JINら人気アーティストが歌う韓国ドラマ“OST”に世界の注目集まる…仕掛け人の狙いは?

2021年11月14日 話題

K-POPはもちろん、韓国ドラマまでヒットが続いているなか、ドラマ音楽に対する世界的な関心が高まっている。

【写真】「彼氏み強い」BTSのJINがイメチェン!“黒髪パーマ”姿

去る9月には『イカゲーム』の視聴世帯が1億4200万世帯を突破し、Netflix最大のヒット作品となって韓国ドラマの存在感を高めた。

またBTS(防弾少年団)は、今やK-POPと韓流を超えて21世紀を代表する世界的なミュージシャンとして生まれ変わっており、最近公開されたマーベル映画『エターナルズ』にはBTS・VとJIMINの曲『Friends』が挿入歌として使用されながら韓国的な要素がハリウッド大作のヒットにも影響を与えるとの評価を受けるなど、“Kコンテンツ”の地位は日に日に高まっている。

そんななかドラマの雰囲気を担当するドラマ音楽まで関心を集めており、それを企画・制作するドラマOSTのプロデュース能力が重要な力量として注目されている。

最近、ドラマ『智異山(チリサン)』(原題、tvN)と『紳士とお嬢さん』(原題、KBS 2TV)のOSTには、それぞれBTSのJINと人気歌手イム・ヨンウンが参加した。JINが歌う『智異山』のOST『Yours』は、iTunesトップソングチャート90カ国で1位を記録した。

(画像提供=モストコンテンツ)『Yours』(左)と『愛はいつも逃げていく』

またイム・ヨンウンが歌唱した『紳士とお嬢さん』のOST『愛はいつも逃げていく』(原題)も発売後、Melonチャート1位、ガオンチャート1位を占めた。また、YouTubeの公式オーディオ、歌詞、音源映像が去る11月8日基準で再生回数1500万回を記録し、ドラマ視聴率の牽引にも寄与したという評価を受けている。

『智異山』と『紳士とお嬢さん』のOSTを制作したモストコンテンツ社は、映像音楽プロデュースに専門性を持つ総合コンテンツ制作会社で、韓国ドラマの音楽監督たちと着実にコラボして良い相乗効果を出している。

これまで『太陽の末裔 Love Under The Sun』を皮切りに、『雲が描いた月明かり』『サイコだけど大丈夫』『夫婦の世界』『椿の花咲く頃』『Sweet Home-俺と世界の絶望-』など、人気ドラマのOSTを企画、制作、プロデュースしており、Tencent Musicエンターテイメントと共同で『ザ・キング:永遠の君主』のOSTリメイクプロジェクトの企画、制作を引き受け、現地の主要アーティストたちの参加とともに、共生するコンテンツプロジェクトを継続的に拡大している。

また、韓国で初めて『太陽の末裔』『雲が描いた月明かり』『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『ミスター・サンシャイン』の4作品のOSTコラボフィルムコンサートである「M.O.S.T OST CONCERTシーズン1」も開催した。オリンピックハンドボール競技場を全席完売させ、ドラマとOSTを活用した新たな付加事業領域の拡張とともに、既存のドラマや映画に触れることがなかった新しいファンの獲得まで、相乗効果を生み出した。

モストコンテンツのユ・ジンオ代表は、「事業領域をOST制作の役割だけに限らず、積極的な事業拡大を通じて優秀なドラマIPの制作とK-POPを組み合わせたコンテンツ活用の多角化を図り、グローバルコンテンツ市場の主流に浮上している韓流コンテンツの底辺を拡大させる予定だ」と伝えた。

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