BTS側が仮想通貨“ARMYコイン”とはまったく関係がないという立場を伝えた。
HYBEは10月28日、公式SNSを通じて公式立場を発表し、「当社は“ARMYコイン”とまったく関係がなく、当社とどんな議論もなく発行されたことを明らかにする」と強調した。
先立ってシンガポール所在と見られるコイン取引所「Bitget取引所」では10月27日、“ARMYコイン”が上場された。その後、同仮想通貨がBTSのために作られたとの噂が広がり、“ARMYコイン”は上場初日、5000%以上も急騰したという。
それについてHYBE側は、「該当仮想通貨の広報のために使用されたBTSの肖像は、所属事務所であるBIGHIT MUSICと協議なしに行われたことを明らかにする」と述べた。
続けて法廷対応も予告した。HYBE側は「現在、該当仮想通貨が所属会社との相談なしにアーティストの肖像権を侵害したことを含め、法的違反事項を確認中であり、侵害及び違反事項に対してはすべての法的対応を進める」と警告した。
最後に「該当コインは“BTSのために作られた”、“BTSの収益最大化のために存在する”という虚偽の内容を流布し、トレーダーを募集していることが確認されたので、被害が発生しないように格別にご注意をお願いする」と呼びかけた。
HYBEの立場全文は、以下の通り。
◇
こんにちは、HYBEです。
当社は今日、メディアの問い合わせや情報提供を通じてシンガポールに所在していると推定されるコイン取引所「Bitget取引所」に「ARMYコイン」が上場するという内容を確認することになりました。
当社はこの仮想通貨とまったく関係がなく、当社とどんな議論もなく発行されたことを明らかにします。また該当仮想通貨の広報のために使用されたBTSの肖像は、所属事務所であるBIGHIT MUSICと協議なしに行われたことを明らかにします。
当社は現在、該当仮想通貨が所属会社との相談なしにアーティストの肖像権を侵害したことを含め、法的違反事項を確認中であり、侵害及び違反事項に対してはすべての法的対応を進めることを明らかにします。
現在、該当コインは「BTSのために作られた」「BTSの収益最大化のために存在する」という虚偽の内容を流布し、トレーダーを募集していることが確認されますので、被害が発生しないように格別にご注意ください。金銭的な被害を受けた場合は、最寄りの警察署など捜査機関や申告機関に直ちに申告してください。
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