“元祖野獣アイドル”2PMが5年ぶりに完全体でカムバックした。
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2PM(Jun.K、ニックン、テギョン、ウヨン、ジュノ、チャンソン)は去る6月28日午後、7thフルアルバム『MUST』の発売記念オンラインショーケースを開催した。
完全体でのカムバックは実に5年ぶりのことだ。
ニックンは「メンバーが軍隊から帰ってくるのをファンの皆さんと一緒に待っていた。だから今日はとても嬉しくて幸せだ」と述べると、ウヨンは「5年という時間は長かったが、いざステージに立って挨拶をしようとすると、一昨日にも僕たちが活動していたのではないかと思うほどリラックスしていて慣れていた」と、カムバックの感想を明かした。
ジュノは「ほかのメンバーが兵役を終えて待っている間、僕も“早くメンバーのもとに戻りたい”、“2PMで活動したい”と思った」とし、「今日(6月28日)で除隊してちょうど100日だが、普通の生活にちゃんと慣れてきているようだ。ついに僕たちのアルバムをお見せすることができて嬉しいしワクワクしている」と語った。
また、チャンソンは「久しぶりのカムバックなので感慨深く、待っていてくれた方々がいるということ、機会が与えられたということだけでも感謝している。最善を尽くして一生懸命に準備した。気に入っていただけたなら嬉しいし、感謝したい」と笑顔を見せた。
ウヨンが作詞、作曲に関わったリード曲『Make it』は、2PMのエネルギッシュなイメージと洗練さを表現した曲だ。
中毒性の高いメロディーに、「無視することができないほど強く惹かれ合い向き合うこと、必ずやり遂げなければならないこと」というテーマを魅惑的に表した。
ジュノは「年齢と季節に合わせて成熟する僕たちの姿をお見せしたい。僕たちにインスピレーションを与えてくださった先輩、後輩、同僚たちがいる。実力を磨くため、自らと戦っていると思う」と明かした。
チャンソンは「時間が経ち、兵役による空白期を経てメンバー全員が成熟した。これに見合う2PMの魅力が今回のアルバムで発揮できた」と自信を見せた。
2PMはデビュー曲『10 out of 10』をはじめ『Again & Again』や『Heartbeat』、『I’ll Be Back』、『Hands up』、『My House』など多くのヒット曲を通じ、ステージで毎回強力なカリスマ性を発揮する“野獣アイドル”として、ファンからたくさんの愛を受けてきた。
先立って、2020年には『My House』の密着カメラが再びブームを巻き起こした。
このことについてジュノは「嬉しかったが戸惑った」とし、「当時、1週間しか活動できなかったことが再ブームの大きな理由になっているようだ。僕たちの活動の空白期間中、多くの方が注目してくれたおかげで再ブームが起きたことは、戸惑いがありながらも嬉しい」と述べた。
2PMは新曲『Make it』で柔らかいながらも強烈な誘惑を披露し、『My House』ブームを引き継ぐ底力を発揮するものだと注目を集めている。
テギョンは、「K-セクシーが何のことかはよく分からないが、30代が過ぎてから初めて出したアルバムが今回のアルバムだ。これまで20代で出したアルバムはもっと若さや覇気、情熱が強かった。僕たち本来の魅力に焦点を当てていたら、今回のようなアルバムができたようだ」と述べた。
ウヨンは“K-セクシー”について「身に余る称賛だし、過剰な誉め言葉だと思うしかない。僕たちはステージの上で2PMという名を掲げ、最善を尽くそうとすることが一番重要だった。ステージを真剣にこなそうとする姿が称賛を受けているのだと思う」と、謙虚な態度を見せた。
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