ドラマと映画が同時公開されたソ・イングク「演技に音楽…やりたいことが多い」【インタビュー】

2021年05月30日 話題

歌手兼俳優のソ・イングクがドラマと映画を同時に披露し、連日勢いを見せている。

【写真】ソ・イングク、「不意打ちSHOT」もイケメンすぎ

ソ・イングクは最近始まったtvNのドラマ『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』(原題)に続き、5月26日に公開された映画『パイプライン』(原題、ユ・ハ監督)で8年ぶりにスクリーンに復帰した。

『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』では致命的な“ミョルマン”に、『パイプライン』では最高の穿孔技術者ピンドルに扮し、それぞれ違った魅力でテレビとスクリーンを彩った。特に映画は2019年のクランクアップから2年が過ぎてからの公開となり、さらに思い入れが強い。

『パイプライン』は、人生の逆転を夢見る6人の“盗油師”が韓国の地下に隠された数千億ウォン(数百億円)の油を盗むことを計画。彼らによるチームプレーを描いた映画だ。

(写真提供=Megabox Plus M)

ソ・イングクは「長い間待っていた映画が公開された。当時、トンネルで撮影したのだが、スペースも狭く汚れていて大変な部分もあった。最後のほうは体力が落ち、心理的にも難しいところがあった」としながらも、「現場の雰囲気が良くてみんなでエネルギーを集めた。その感覚がそのまま映画に表れていていたようだ」と満足した。

監督の信頼のなかで

大変な作業も仲間と一緒だったため、こなすことができた。共演した俳優イ・スヒョクとは劇中、対立する関係だが、実際には親しい間柄だ。2014年の『ナイショの恋していいですか?』に続き、放送中の『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』、そして映画『パイプライン』と、3度目の共演となった。

ソ・イングクは「イ・スヒョクは他人に幸せを与えるのが好きな人。冷たいイメージだと思っていたが、とても温かい人」とし、「気楽に頼れる間柄だ。もう目を見ただけでわかる」と笑った。

また、「ソ・イングクに魅了された」というユ・ハ監督の支持で、やりがいのある仕事だったとも。ソ・イングクは「映画を準備するときから監督が信頼してくれた。“ピンドル=ソ・イングク”と考えてくれて感謝している」と述べた。

(写真提供=Megabox Plus M)

劇中のピンドルは、自らを“代替不可”と表現するほど自信にあふれており、それほど能力も高い。ソ・イングクもドラマで“打率の高い俳優”に選ばれている。歌手出身の俳優という色眼鏡も、自らの演技力で払拭した。

ソ・イングクは「俳優としての究極の目標は、自分が演じるキャラクターがそれ以前と重なって見えないこと」とし、「作品を選ぶときは、“これをやってみたい”と“上手くできるが”で分ける。『パイプライン』は上手くできるだろうと思ったし、『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』はやってみたい作品だった」と説明した。

演技に対する意欲が高いと明かしたソ・イングクは、「今後もやってみたいことがとても多い。悪役もやってみたい。自分のなかにない作業をしてみたい。穏やかなヒューマンドラマに出てくる日常的なキャラクターもやってみたい」と付け加えた。

歌手としても活動する?

俳優だけでなく、デビューのスタート地点だった歌手の夢も現在進行形だ。

(写真提供=Megabox Plus M)

ソ・イングクは「アルバムの作業はたくさんしている。最近、作業室も用意した」とし、「今回は『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』のOSTにも参加したし、音楽は自分のなかで貴重なので、個人的な欲としてはフルアルバムも出したい。とても多くの努力をしなければならようだ」と力説した。

続いて「いつも活動するときは、演技でも歌でも新人だった頃を思い浮かべる。そのときから変わったことと良くなったことは何かと考える。自然と初心に帰ることができる」とし、「歌手としても俳優としても欲がたくさんある。もちろん、まだたくさん足りない。100のうち、99が足りないが、1つでも満足できればそれを捨てることはできない。それを2、3と増やしながら、100に満たすまで作業することになる。その部分が良い意味で、僕を狂わせる。その1つが大変だったことをすべて忘れさせてくれる」と話した。

最後にソ・イングクは「冗談で、俳優たち同士で『パイプライン』の次シーズンの話もしたが、もしやるならついていくつもり。させてもらえたら、とても感謝すること」とし、「とても楽しくて幸せな現場だった。これからも良い姿たくさんお見せする」と締めくくった。

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