メンバーのいじめでグループを脱退したというAPRILの元メンバー、イ・ヒョンジュをめぐる疑惑について、APRILとイ・ヒョンジュの所属事務所DSPメディアが公式立場を発表した。
3月1日午後、DSPメディアは公式立場を通じて、最近浮上したイ・ヒョンジュとAPRILメンバー間の論争について説明した。
DSPメディアは「イ・ヒョンジュさんはデビュー確定後、本人の体力的、精神的な問題のために、グループ活動に誠実に参加できないなど困難を経験した」とし、「これによって誘発された葛藤で他のメンバーたちも有形無形の被害を経験した。誰もが心苦しい時間を過ごし、苦痛を訴えてきたし、当時の状況や状況判断では、誰が加害者で被害者かを分けることができない状況であることが明らかだと判断した」と明らかにした。
続いて、イ・ヒョンジュが脱退の意思を表明したときに「当社では引き止めたが、本人の意思がはっきり」していたとし、「この過程でイ・ヒョンジュさんとAPRILメンバーが苦しい時間を送ったことに対しては、当社の責任を痛感している」と伝えた。
また「イ・ヒョンジュさんが望んだ演技者活動について全面的な支援をしてきた」とし、「未確認の事実と推測は自制してほしい」と訴えた。
先立って前日の2月28日、とあるオンラインコミュニティに「イ・ヒョンジュの弟」だと主張する人物が文章を投稿し、イ・ヒョンジュがAPRIL活動当時、いじめにあっていたと暴露した。メンバーの嫌がらせやいじめによって、イ・ヒョンジュがパニック障害、呼吸困難などを経験し、“極端な選択”までしようとした主張し、波紋が広がった。
イ・ヒョンジュがメンバーにいじめられてグループを脱退したという疑惑が浮上したことで、所属事務所が公式立場を発表した格好だ。
以下、DSPメディアの公式立場全文。
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こんにちは。DSPメディアです。
最近浮上したイ・ヒョンジュさんとAPRILメンバー間の議論と関連し、公式立場を申し上げます。
イ・ヒョンジュさんのAPRIL抜擢と退会について詳細を申し上げます。イ・ヒョンジュさんは演技者として当社の練習生として入社しました。しかしAPRIL構成当時、イ・ヒョンジュさんは演技者を望んだが、説得の過程を経て、本人や家族との合意のもとでグループに合流することになりました。
しかしイ・ヒョンジュさんはデビュー確定後、本人の体力的、精神的な問題のために、グループ活動に誠実に参加できないなど、困難を経験しました。当時はイ・ヒョンジュさんだけでなく、これによって誘発された葛藤で他のメンバーたちも有形無形の被害を経験してきました。誰もが心苦しい時間を過ごし、苦痛を訴えてきたし、当時の状況や状況判断では、誰が加害者で被害者かを分けることができない状況であることが明らかだと判断しました。
結局、イ・ヒョンジュさんは『TinkerBell』活動当時、本人がグループ脱退の意思を表明しました。当社では引き止めたが、本人の意思がはっきりしており、APRIL脱退を決定しました。この過程でイ・ヒョンジュさんとAPRILメンバーが苦しい時間を送ったことに対しては、当社の責任を痛感しています。
以降、当社は、イ・ヒョンジュさんが望んだ演技者活動について全面的な支援をしてきました。加えて、その後にアイドルとしての活動も望んでおり、それもまた積極的に支援しました。グループ脱退後、イ・ヒョンジュさん本人が望んでいた分野の活動については、当社が可能なすべての支援をしたことは自明の事実です。
未確認の事実と推測によって、当社のアーティストであるイ・ヒョンジュさんとAPRILメンバー全員がより大きな被害を受ける可能性があります。確認されていない事実とデマの拡大再生産は自制していただきたいと切に訴えます。
公式立場が遅れた点、重ねお詫び申し上げます。ありがとうございます。
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