脱税の容疑で起訴された“チャン・グンソクの母”に執行猶予。「故意の申告漏れではなかった」

2021年01月19日 話題 #チャン・グンソク

俳優チャン・グンソクの母チョン氏が、脱税疑惑で執行猶予の判決を受けた。

【全文】チャン・グンソク、母の脱税騒動後の公式立場

1月19日、ソウル中央地裁刑事合意25-3部によると、チョン氏は特定経済犯罪加重処罰法上の脱税の疑いで懲役2年9カ月、執行猶予4年、罰金30億ウォン(約3億円)の宣告を受けた。

チョン氏の運営していた芸能プロダクションTree J Company(ツリージェイ・カンパニー)は、両罰規定により罰金15億ウォン(約1億5000万円)の判決を受けた。

同地裁は「税務調査後にも申告などの措置をとらず、総額18億ウォン(約1億8000万円)を超える脱税を行うなど、犯行方法や結果に照らしたうえで非難の可能性は高い」と量刑の理由を明らかにした。脱税した税額がすべて納付されており、同種の犯罪履歴がない点は有利な情状として酌量された。

(写真提供=Tree J Company)

これに先立ってチョン氏は、2012年に日本での売り上げ数十億ウォンを香港の口座から引き出し、使用する過程で申告漏れがあったとして約10億ウォン(約1億円)の脱税容疑で起訴された。2014年に日本で発生した売り上げ数億ウォンに関しても、香港の口座を通じて持ち出したとされている。

チョン氏は当時、「故意の申告漏れではなく脱税するつもりはなかった」と無罪を主張したが、裁判部は脱税の容疑で有罪とした。ただ、チョン氏が会社資金を個人口座に保管して横領した罪に対しては無罪を言い渡した。

Tree J Companyはチャン・グンソクが所属していたプロダクション。チャン・グンソクは2015年、母親の脱税疑惑が浮き彫りになると、出演予定だったテレビ番組を辞退するなどすべての活動を中止した。その後チャン・グンソクは、2018年に社会服務要員として兵役へ。昨年招集解除され、現在はTree J Companyから独立して活動を続けている。

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