韓国でいま、もっとも注目されるアイドルグループの一つが、韓日合同ガールズグループ「IZ*ONE(アイズワン)」だろう。
IZ*ONEは、昨年6月からMnetで放送されたオーディション番組『PRODUCE48』の合格者12人(韓国人9人、日本人3人)で結成されたグループ。
韓日両国の候補者96人で行われたサバイバルレースを勝ち抜いたメンバーたちはデビュー前から注目を集め、昨年10月29日にリリースされたデビューアルバム『COLOR*IZ』は初週売上が8万822枚を記録。韓国国内で発売されたK-POPガールズグループのデビューアルバムとしては売上最高記録を更新した。
年末から始まった韓国の音楽賞レースでも引っ張りだこで、先日『スポーツソウル』が主催した『ソウル・ミュージックアワード』で新人賞を受賞したことも記憶に新しいだろう。
そんなIZ*ONEが2月6日、デビューシングル『好きと言わせたい』をリリースし、ついに日本デビューを果たす。
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昨年末には日本を代表するアーティストが一堂に集結するフジテレビ系の音楽番組『FNS歌謡祭』に出演するなど、これまでもメディア露出は行ってきたが、AKB48のメンバーも所属する韓日合同ガールズグループの正式デビューは日本でも大きな話題になっている。
その注目度の高さは、1月20日に行われた日本デビューショーケースを見ても感じられた。
デビューショーケースには、昼夜公演合わせて約4000人のファンが集結。会場となったTOKYO DOME CITY HALL周辺には、コンサートグッズを求めるファンたちが開演数時間前から長蛇の列を作っていた。テレビや新聞、ウェブメディアなどの記者も数多く訪れており、記者席が足りず急きょ立ち見となった記者もいたほどだった。
日本での所属レーベルEMI Recordsの関係者も、「デビューシングルの予約者を対象としたイベントだったが、募集を開始した直後から応募が殺到して、チケットはかなりの倍率になった。デビュー前のグループがこれほど大きな反響を呼ぶのは異例のこと」と話していた。
何より彼女たちの可能性を感じさせたのは、女性ファンの熱狂ぶりだ。