「傍観者の目を忘れられない」と書いたK-POPガールズグループの元メンバー、その真意を解明

2020年07月07日 話題

K-POPガールズグループAOA(エーオーエー)の元メンバー、ユギョンが最近、同じく元メンバーのクォン・ミナの暴露内容と関連して投稿したインスタグラムの“曖昧な文章”について解明した。

【注目】「自殺まで考えた」AOA内の“嫌がらせ”を元メンバーが暴露

7月6日、ユギョンはインスタグラムに「私が曖昧に公開した過去の投稿内容によって混乱を巻き起こしたようで、もう一度文章を書く」と釈明文を掲載した。

ユギョンは最近、AOAの元メンバーだったクォン・ミナがリーダーのジミンから嫌がらせを受けていたと暴露すると、自分のSNSに「率直に言ってその時の私は誰もが同じに見えた。I can’t forget the eyes of the bystanders(傍観者の目を忘れることができない)」という文章を掲載した。

「傍観者の目を忘れられない」と書いた意味は?

ユギョンの文章を受けてネット上ではさまざまな解釈が飛び交い、ジミンの“嫌がらせ問題”とは別の議論を呼んだ。

ユギョンは2016年にAOAを脱退しており、脱退理由については当時、明らかにされなかった。

AOA出身のユギョン(左)と、グループ脱退が決まったジミン

ユギョンは7月6日の投稿で「過去の私は、自分一人だけがとても大変で、周囲を見回す余裕がなかった。他の誰かが、私のような状況に置かれていただろうと推測することもできなかった」とし、「本気で申し訳ないと思う。そしてよく耐えてくれたと伝え、応援したい」と述べた。

続いて「今の私は大丈夫。私を絶えず応援してくれる声があるから」と、ファンの懸念する声に答えたりもした。

最後にユギョンは「自分の衝動的な行動と文章によって傷ついた方々に、この場を借りて心から謝罪の言葉を伝える」とし、「私とみんなを不幸に作る痛い言葉は、控えるようにお願いしたい」と呼びかけた。

ユギョンの文章に対してファンたちは、「(ユギョンは)絶対に1人ではない。心の苦労が大きかったようだが、大丈夫というのだから良かったし、今後も応援する」とメッセージを残した。

以下、ユギョンが公開した文章の全文。

こんにちは。ユギョンです。

私が曖昧に公開した過去の投稿内容によって混乱を巻き起こしたようで、もう一度文章を書きます。

前回、投稿した内容があまりに曖昧だった点について、申し訳ありません。生きながら埋めてしまおうと誓い、また少しずつ忘れていった記憶がよみがえり、それで瞬間的に怒りがわいてしまいました。

だから最初で最後に皆さんに、私も大変だったと伝えたかった子供のような気持ちだったようです。

過去の私は、自分一人だけがとても大変で、周囲を見回す余裕がなかったと思います。だから苦しんでいる自分を見ているようでした。これまでも他の誰かが、私のような状況に置かれていただろうと推測することもできませんでした。だから本気で申し訳ないと思います。そしてよく耐えてくれたと伝え、応援したいです。

今の私は大丈夫です。今の私には、私を絶えず応援してくれる声があるからです。今まで私は自分を守ってくれるものはひとつもなく、ただ作業室に置かれたドラム1台が自分の持つすべてだと思って生きてきました。

だけど、そうではありませんした。私には、私を愛してくれる大切な人があまりにも多いことを知りました。それで十分です。

今一度、自分の衝動的な行動と文章によって傷ついた方々に、この場を借りて心から謝罪の言葉を伝えようと思います。そして私たちみんな、大変な時間をよく耐えてきたし、もう一度勇気を出そうと応援したいです。

私とみんなを不幸に作る痛い言葉は、控えるようにお願いいたします。そして私を応援してくださるすべての方々に、いつも心から感謝します。

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