韓国はいま、WEB漫画の実写化ブーム。『梨泰院クラス』に続くヒット作になるのは?

2020年05月31日 テレビ #韓国ドラマ

韓国ドラマ界は今、WEB漫画(Webtoon)の実写化がブームになっている。

16%超えの視聴率を記録した『梨泰院クラス』をはじめ、『偶然見つけたハル』(原題)、Netflixオリジナルシリーズ『恋するアプリ Love Alarm』など、WEB漫画を原作としたドラマがヒットし続けているのだ。

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今年も、WEB漫画を原作とした斬新なドラマが後を絶たない。

現在放送中のMBCドラマ『夕食一緒にしましょうか?』とJTBCドラマ『サンガプ屋台』、Netflixオリジナルシリーズとして配信予定の『スイートホーム』(原題)、『今、私たちの学校は』(原題)もWEB漫画の実写化となる。

(写真=JTBCドラマ公式Instagram)ドラマ『サンガプ屋台』キービジュアル

ドラマ『太陽の末裔』『ミスター・サンシャイン』などを手がけたイ・ウンボク監督の新作『スイートホーム』は、ひきこもりも高校生が家族を亡くし、引っ越したアパートでの奇妙な経験を描く。

怪物に立ち向かう生存者たちの物語という新鮮さに加え、新人俳優ソン・ガンが主演を務めることで注目が集まっている。

『今、私たちの学校は』の場合、ゾンビウイルスが広まった高校に隔離された者たちと、彼らを助けようとする者たちが極限の状況で繰り広げる話だ。ドラマ『チェオクの剣』、映画『完璧な他人』のイ・ジェギュ監督が演出を担当する。

さらに、累計アクセス数30億PVを記録するほど人気を集めたWEB漫画『ユミの細胞たち』も実写化が決まった。『アルハンブラ宮殿の思い出』『ナイン~9回の時間旅行~』を手がけたソン・ジェジョン脚本家が脚本を担当、早くも期待を集めている。

ドラマ業界において大きな流行となったWEB漫画の実写化は、今後も続く見込みだ。

ドラマ関係者は「動画配信サービスでもオリジナルコンテンツの制作が増えているので、表現の自由度も高くなっている。従来のロマンスやコミカルを超えて、ファンタジー、恐怖など、ジャンルに囚われずに多様な題材が制作可能だ」と話す。

他の関係者は、「原作の人気を通じてどの世代をターゲットにするか予測できるため、WEB漫画の実写化は成功率が高い。原作ファンの目を引けるし、ドラマファンの興味をかき立てるので魅力的だ」と説明した。

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