K-POPボーイズグループNCTのメンバー、マークが児童養護施設で暮らす子どもたちの大切な“記念日”のために寄付活動を行った。
希望ブリッジ全国災害救護協会は8月7日、児童養護施設で暮らす保護対象児童が誕生日やこどもの日、クリスマスなどの記念日で疎外感を感じないよう、情緒的支持とプレゼントを提供する「あなたのそばに私たち」事業を展開することを発表した。
同事業は、希望ブリッジの高額寄付者ネットワーク「オーナーズクラブ」の寄付で2022年に始まった子どもたちの記念日を支援する取り組みだ。
2025年からは児童保護機関を包括的に支援するモデルへと拡大し、記念日プログラムのほか情緒支援やレクリエーション活動など、多角的な支援が行われている。
そんな「あなたのそばに私たち」事業は、マークが今年4月に「オーナーズクラブ」会員として1億ウォン(日本円=約1065万円)を寄付したことで事業規模が拡大し、より多くの児童を支援できるようになった。マークはソロアルバム発売後、ファンから受けた大きな愛に対する感謝の気持ちで寄付を行ったという。
子どもたちは本事業を通じて、「誕生日パーティやお出かけ」「夏休みの文化体験」「卒業パーティとスキーキャンプ」「2泊3日の済州島旅行」「サマーキャンプと冬の小グループ旅行」など、一人ひとりに合わせた多様なプログラムが支援される。
希望ブリッジのシン・フン事務総長は「自分の記念日を覚えていてくれる大人がいるという経験は、子どもたちの自尊心と所属感を育む大切な力になる」とし、「オーナーズクラブの寄付者の皆さんとともに、より多くの子どもたちに温かい一日がプレゼントされるよう、最善を尽くす」と述べた。
希望ブリッジ全国災害救護協会は、1961年に韓国全国の報道機関と社会団体が共同で設立した災害救護募金専門機関だ。災害時の緊急支援、寄付金の募集と分配、地域社会の復旧支援、社会的弱者のサポートなど幅広い活動を行っており、必要な物資の迅速な供給に力を入れている。
◇マーク プロフィール
1999年8月2日生まれ。韓国系カナダ人で本名はマーク・リー、韓国名はイ・ミンヒョン。2012年、マークが中学校2年生の時にバンクーバーで行われたSMエンターテインメントのオーディションに合格。当時は、カナダに住みながら長期休みのたびに韓国に行き練習生としての生活を過ごした。その後、マークが中学校3年生になるタイミングで家族で逆移民した。2016年、NCT 127のメンバーとしてデビューし、現在はNCT U、NCT DREAM、SuperMでも活動中だ。メインラッパーとして活躍しており、2017年にはラップがうまい高校生を集めたサバイバル番組『高等ラッパー』(原題)にも出演した。
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