BTSのJ-HOPEがグループ完全体でのカムバックへの期待を高めた。
3月23日、YouTubeチャンネル「妖精ジェヒョン」には「一人ずつ除隊していくBTSメンバーたち…J-HOPE、君には計画があるんだよね!?」というタイトルの動画が公開された。
この日、J-HOPEはソロ楽曲のリリースについて、「早くいい曲をファンの皆さんに聴かせたいという気持ちがあって、今年はすべてシングルプロジェクトで準備しました」と語った。
するとチャンネル主の歌手チョン・ジェヒョンは「今回のアルバムは誰とコラボしているの?」と質問。J-HOPEは「Miguelというアーティストとコラボしました。オーディションの準備の時も彼の音楽を使っていたし、彼の曲に合わせて踊ったこともあります。昔からよく聴いていたアーティストで、話も合って一緒に曲を作ることになりました。もう1つのシングルがあるんですが、それはおそらくニューヨークでのステージで初披露になると思います」と明かした。
続いてチョン・ジェヒョンが「でも今年は時間があるんじゃない?ナムジュン(RMの本名)もまだ軍隊にいるし、みんなまだじゃない?」と尋ねると、J-HOPEは「6月に除隊します」と答えた。
すると、チョン・ジェヒョンは「もう全部計画が立ってるんだね。もう動き出してるんでしょ?」と完全体復活への期待を口にし、J-HOPEは「緻密に動かないといけない。細かい部分が大事なんですよ」と笑った。
これを聞いたチョン・ジェヒョンが「じゃあ除隊してすぐに何かがバーンと出るのかな?」と聞くと、J-HOPEは「除隊後は、いろいろとBTS関連の活動を準備することになると思います」と予告した。
特に、チョン・ジェヒョンは「ナムジュンもいつアルバムを出すか決めていたし、君も軍隊にいるときにアルバム出したじゃない?つまり、誰かが軍に行っていたとしても、実は中でしっかり計画されていたということだよね」と、“軍白期”であってもコンテンツが絶えなかったBTSの活動を称賛した。
J-HOPEは「メンバーそれぞれが音楽に対する欲が強いと思います。でもそれが僕にはすごくありがたくて。お互いにいい影響や刺激を与えてるんです。『君がそんな風にカッコよく表現したの?じゃあ僕もやらなきゃ!』みたいに。僕は個人的に軍に入る前に“プレゼントのようなアルバム”が必要だと思っていて、それはみんな同じ気持ちだったようです。だから作業を進めるうちに、自然と緻密にアルバムが組み上がっていく傾向が生まれました」と語った。
さらに、チョン・ジェヒョンが「BTSとしての全体スケジュールじゃなくても、その合間にお互いの活動をうまく挟んでいく。そうやってお互いがやりたいことを出していける関係って、すごくいいことだと思うよ」と話すと、J-HOPEは「それが7人だからこそ、タイミングをうまく合わせるのが本当に難しいです。7人それぞれ好みも違えばスタイルも確立されてきていて、自分がやりたいタイミングもあるし…だから調整するのが本当に大変です」と苦労を明かした。
チョン・ジェヒョンは「大変だろうけど、それってすごく意味のあることだと思う。それをグループのアルバムでぶつけてしまうと、うまくいかなくなるんだよ。昔のグループが解散した理由って、だいたいそれじゃない?」と問いかけ、J-HOPEは「肝に銘じます」と応じた。
(記事提供=OSEN)
◇J-HOPE プロフィール
1994年2月18日生まれ。本名チョン・ホソク。2010年にBig Hitエンターテインメント(現HYBE)の練習生となり、2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではメインダンサーとリードラッパーを担当しており、ムードメーカー的存在としても知られている。活動名である「J-HOPE」は、名字であるチョン(英:Jeong)の頭文字の“J”と、希望を意味する英単語の“Hope”を掛け合わせたものであり、「パンドラの箱を開けると底には『希望』だけが残った」というギリシャ神話に由来している。兵役のため2023年4月に入隊、2024年10月17日に除隊した。
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