アイドルとの結婚延期中の韓国タレント医師、死亡患者の診療記録を改ざんか―検察が捜査依頼

2025年03月19日 話題

精神科医・タレントとして活動するヤン・ジェウンが院長を務める病院で発生した患者死亡事件について、さらなる捜査が行われる可能性が出てきた。

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韓国の国家人権委員会は3月18日、ヤン・ジェウンが運営する病院で発生した死亡事件で診療記録の虚偽作成を指示・黙認した疑いがあるとして、ヤン・ジェウン、主治医、当直医、看護師、看護助手に対する捜査を検察に依頼したと明らかにした。

これまでの経緯

ヤン・ジェウン
(写真提供=OSEN)ヤン・ジェウン

問題となっているのは、昨年5月にヤン・ジェウンが院長を務める京畿道富川(プチョン)の病院で発生した女性患者Aさんの死亡事件。Aさんはダイエット薬の依存治療のために入院していたが、17日後に死亡。遺族は病院がAさんを放置し、適切な治療を行わなかったとして、ヤン・ジェウンと病院関係者を遺棄致死および業務上過失致死の容疑で警察に告訴した。

しかし、捜査を担当した富川遠美(ウォンミ)警察署は、昨年10月末に大韓医師協会に鑑定意見を依頼したものの回答が得られなかったことを理由に、今年1月中旬に捜査を中止した。

警察捜査規則第98条では、医療事故、交通事故、特許侵害などの事件については専門家の鑑定が必要であり、その鑑定に相当な時間がかかる場合には捜査を一時中止できると定められている。しかし、今回のケースでは、複数の専門機関が関係者への直接的な意見聴取を行わず、医師の権益を代弁する医師協会のみに意見を求めた上で、回答がないことを理由に捜査を中止したことに対し、批判の声が上がっていた。

EXID・ハニ
(写真提供=OSEN)結婚を誓った恋人のEXID・ハニ

こうしたなか、人権委員会の調査によって、診療記録への虚偽の記載、それを指示・黙認した事実が認められたとして、検察への捜査依頼に至ったとみられる。

さらに、人権委員会の報告によると、病院はAさんを計4回にわたって隔離し、2回の身体拘束(強制固定)を行っていたという。亡くなった当日は深夜に身体拘束されたものの、出動した救急隊員によって隔離室の外に出されたとされている。その際、Aさんはすでに意識不明の状態で、脈拍、血圧、呼吸も確認できなかったという。

過失は「認めることはできない」

人権委員会は病院がAさんに対し、不当な隔離および身体拘束を行ったと判断。Aさんは死亡前日から排泄面の問題を抱えており、主治医らはその深刻さを認識できたにもかかわらず、診察や細かい状態の把握をせずに隔離と拘束を繰り返したと指摘した。また、当直医はAさんの死亡前日および当日に、一度も回診を行っていなかったことも判明した。

ヤン・ジェウンは昨年10月に行われた国会保健福祉委員会の国政監査に証人として出席。議員から「患者死亡に関する病院側の過失を認めるか」と問われた際、「認めることはできない」と否定した。ただし、「改めて申し上げますが、ご家族が当院を信じて娘さん、妹さんを入院させたにもかかわらず、安全に回復させることができなかった点については、深くお詫び申し上げます」と謝罪の意を示した。

(記事提供=OSEN)

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