ガールズグループBABYMONSTERが1月9日、初フルアルバムの完成度を高めるために激しく努力した、リード曲『DRIP』レコーディング現場のビハインドを公開した。
同曲は、これまで披露したことのない新たなムードの楽曲であるだけに、メンバーの悩みも尽きなかったようだ。
しかし、彼女たちは各自ボーカルのトーン・発音・感情表現など、ディテールな部分も逃さぬよう几帳面にモニタリングするなど、情熱を燃やしてレコーディングを進める姿を見せた。
特に、メンバーのラミはプロデューサーが出す多くの指示を一度に消化し、プロデューサーたちを感嘆させた。
さらには、最高の結果を得るため翌日再びレコーディング室を訪れたり、他メンバーに対して着実にフィードバックを与えお手本を見せたりするなど、自らディレクティングに乗り出すシーンもあった。
また同映像では、同曲の作曲に参加して話題を集めた、BIGBANGのメンバーG-DRAGONのガイド録音バージョンが初めてベールを脱いだ。
メンバーのアサは、スタートから一気に耳を虜にする強烈なラップの魅力を最大限に引き出そうと繰り返し悩む姿を見せながらも、随所に溢れ出るハイトーンで自分だけのスタイリッシュさを生かし、閃いたアイデアで導入部のシグネチャーサウンドまで完成させた。
さらに、音楽ファンに快感を与えたアヒョンの3段高音が、2段高音パートを3段に上げるというヤン・ヒョンソク総括プロデューサーのディレクティングで誕生したというビハインドまで明かされた。
ソ#の音は、優れた歌唱力を持つポップボーカリストたちも出しにくいほど高い音域であるうえに、なんと地声かつ一呼吸で3段を歌わなければならないという高難度の要求だった。
しかし、アヒョンはこれを一気に成功させたことで、ヤン総括プロデューサーをはじめ録音室にいたすべてのスタッフたちを驚かせた。
なお、BABYMONSTERは来る1月25・26日、ソウル・KSPO DOMEで「2025 BABYMONSTER 1st WORLD TOUR<HELLO MONSTERS>IN SEOUL」を開催し、デビュー後初となるワールドツアーの幕を開ける。
◇BABYMONSTERとは?
YGエンターテインメントがBLACKPINK以来、約7年ぶりにローンチしたガールズグループ。韓国出身(ラミ、ローラ、アヒョン)、タイ出身(パリタ、チキータ)、日本出身(ルカ、アサ)の7人で構成された。各々が1000倍の競争を勝ち抜いてYGエンタの練習生として合流し、4年間、専門のトレーニングを受けた。2023年11月27日、デジタルシングル『BATTER UP』でデビュー。2024年4月には健康問題でデビューできなかったアヒョンがグループに合流し、1stミニアルバム『BABYMONS7ER』で“正式デビュー”した。
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