中山美穂さん出演映画『Love Letter』が韓国でリバイバル上映され、大ヒットを記録している。
1995年に日本で公開され、今年で30周年を迎えた『Love Letter』。今回韓国で公開された「30周年エディション」は、1999年に韓国で初上映された当時の縦字幕が復元されており、公開前から注目を集めていた。
1月1日の公開初日、これまで多くの作品が再公開されてきたなかでも、異例のボックスオフィス観客数1万4957人を記録。1スクリーン当たりの観客数の効率で、最も高い興行成績を判断する指標の「座席販売率」では42%を記録するなど、依然として高い人気を証明した。
配給会社のウォーターホールカンパニーは『Love Letter』のヒットについて「劇場での観覧を望む既存の映画ファン、作品を知っているが劇場では観られておらず、再上映を待ちわびていた観客、そして1999年の縦字幕に懐かしさを覚える当時の観客の力が集まった結果だと思われる」と感想を伝えた。
なお、昨年12月に突如この世を去った中山美穂さんも出演している同作は、1999年に韓国で正式に上映され、当時としては異例の観客を動員(ソウル115万人、全国推算300万人)するなど、世代を超えて多くの映画ファンに愛されている。
前へ
次へ