俳優チャン・ヒョク、主演ドラマを終えた感想語る「名残惜しい気持ちも」【インタビュー】

2020年03月23日 話題 #韓国ドラマ

俳優チャン・ヒョクが、3月22日に最終回を迎えた韓国OCNドラマ『見た通りに話せ』(原題)の終了後の感想と、挨拶を伝えた。

一緒に公開された写真では、チャン・ヒョクが視聴者に感謝の挨拶を伝えながら、ドラマとは違った優しい表情で微笑んでいて、注目を集める。

【インタビュー】チャン・ヒョクが語る40代での変化

『見た通りに話せ』は、全てを失った天才プロファイラーと一度見たものは全て覚える能力を持つ刑事が、連続殺人鬼を追うサスペンスドラマ。チャン・ヒョクは、5年前に婚約者を亡くした事件の犯人を追うプロファイラー、オ・ヒョンジェを熱演した。

以下、チャン・ヒョクとの一問一答。

―手袋やサングラスなど、細かい小道具でキャラクターを仕上げましたが、道具に込められた意味はありますか?

すべてオ・ヒョンジェという人物を隠すために使用した道具でした。序盤のサングラスと車椅子はオ・ヒョンジェの身体を隠すために、それ以降のサングラスは、オ・ヒョンジェが自分の心理を隠して、他人の心理を分析するため着用していました。手袋はグロテスクな雰囲気を表現しながらも犯人に会った後、痕跡を残さずに去るための道具でした。

―劇の序盤、車椅子に座ってアジトに閉じ込めらていたシーンが多かったですが、苦しかったり、もどかしくはありませんでしたか?

苦しいというより、静的な映像で視線や表情など、少し細かい演技を求められる部分が多かったので、演技をする上で学べる部分があって勉強になりました。第6話以降はずっと動き回っていたので、序盤はちょっと楽でしたね(笑)。

―ヤン刑事(演者リュ・スンス)の死は、視聴者のみならず劇中の人物にも大きな影響を与えた事件だと思います。オ・ヒョンジェにとってはヤン刑事の死はどんな意味でしょうか?

オ・ヒョンジェが予想できなかった状況でした。2人に多くの接点はありませんでしたが、ヤン刑事の机の上にある花を見ながら、非常に多くのことを考えたのではないかと思います。そして私も視聴者の立場で作品を見ながらヤン刑事の死の前に見せていた家族写真、捜査隊のメンバーたちとの写真が、とても胸が痛く気の毒に思いました。

(写真=iHQ)

―結末についてはどう思いますか?

それでもオ・ヒョンジェが人生の意思を持って世の中に出ていこうとする姿が表現されましたが、私も同じ考えに至るのではないかと思います。

―最後に、最終回を迎えた感想と視聴者の方たちに一言お願いします。

安易ではない、難しい作品だったと思います。すっきりしながらも、一方ではもう少し上手く出来たのではないかという名残惜しい気持ちもあります。たくさんのキャスト陣と制作陣が一生懸命作った作品だと思っていただけるとありがたいです。私は次の作品でもっと勉強してより成長した姿、より良い姿で挨拶できるようにします。 最後まで一緒にいてくれた視聴者の皆さま、ありがとうございました。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集