ヒットドラマ『秘密の森』のスピンオフがついにベールを脱いだ。
韓国の動画配信サービスTVINGは9月4日、オリジナルシリーズ『良いか悪いドンジェ』(原題)のティザー予告を公開した。
“スポンサー検事”の過去から脱し、現在の自分を認めてもらいたい検事ソ・ドンジェ(演者イ・ジュニョク)の物語。ソ・ドンジェが忘れたい過ちを暴こうとする建設会社代表ナム・ワンソン(演者パク・ソンウン)との泥沼争いとなっている。
一大ブームを巻き起こした『秘密の森』のスピンオフということで、大きな注目を集めている本作。特に、どこか憎めないキャラクターで愛されたソ・ドンジェが主人公という点で、ドラマファンの注目を集める。また、『秘密の森』シーズン1、2の脚本家イ・スヨンがクリエイターとして参加している点も見逃せない。
大きな期待がかかるなかで公開されたティザー予告は、時には良く、時には悪く、決して憎めないソ・ドンジェの姿。「ベテラン検事、地獄から生きて帰ってくる」として威風堂々と帰還したソ・ドンジェだったが、待ちわびた部長昇進に再び失敗する様子は、今後も安心できない検事生活を推察させる。だが、エレベーターで怒りを吐き出し、すぐに平気なふりをして図々しく顔を入れ替える姿は、視聴者に喜びの笑みを浮かべさせる。
「部長のボウリングボールは後ろに投げてもストライク」という処世術を持つ達人らしい創意的なお世辞で忠誠を尽くしてみるが、ソ・ドンジェに振られるのはすべて簡単な事件。そんななか、過去を忘れたいソ・ドンジェの前に現れたのは建設会社代表のナム・ワンソンだった。
いつでも寝首を掻く準備ができている後輩検事の皮肉、そして「ソ・ドンジェを殺してくれ」という謎の依頼も登場し、ソ・ドンジェの人生は相も変わらず波乱万丈であることを期待させる。しかし、ソ・ドンジェはこのまま死なない。「こんな気持ちだったのか。主人公になるということは」という悲壮な出撃は、再び始まる物語への好奇心を刺激する。果たしてソ・ドンジェが向き合うことになる事件は何なのか、早くも待ち遠しい。
『秘密の森』のスピンオフ『良いか悪いドンジェ』は、TVNIGで10月10日配信開始。
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