女優のソン・イェジンが出産後の近況を語った。
ソン・イェジンは7月5日、京畿道で開かれた第28回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)の企画「俳優特別展」の記者会見とテープカット式に参加した。
1999年にCMを通じてデビューした彼女は、20年以上も演技活動をしながら、韓国を代表する女優として定着した。
ソン・イェジンは「一般的に黄金期といえば、外見について話されるが、20代前半の『ラブストーリー』『私の頭の中の消しゴム』のときは、みずみずしくて綺麗だった。ところが、その当時は綺麗だとは思わず、過ぎていった」と話し始めた。
彼女は「メディアを通じて自分の昔の姿を見ると、私がその時、こういう表情、こういう姿だったんだなと思う。ところが今は、あの時の表情や初々しさはできない。もっと重要なのは、美しく年を取りたいということだ。20代の頃は自分の全盛期を持っていたが、それは絶対に永遠ではない。その時を楽しんで、年を取って自分の姿に責任を負うことができる顔を持ちたい。難しいが、それが目標になった」と話した。
現在は母親であり、妻でもあるソン・イェジン。彼女は「結婚と出産後の人生は、よくご存知だと思うが、別の世界だ。子供を産んで、子供を2年近く育てながら一番幸せなのは、日常の大切さを知ったこと。以前は仕事が私にとってすべてであり、その中で孤軍奮闘した。自分と仕事を分離できなかったが、今は子供が離乳食を1食だけでもよく食べれば、とても幸せだ。一日をうまく乗り切ったと思う。それで幸せを感じるようになると、価値観も変わってきた。育児は大変だが、それだけ違う世界の幸せを感じている」と語った。
なお「俳優特別展」の主人公にソン・イェジンを選定した第28回富川国際ファンタスティック映画祭は、7月4日から14日まで富川市一帯で開催中だ。
(記事提供=OSEN)
◇ソン・イェジン プロフィール
1982年1月11日生まれ。化粧品のCMモデルとして1999年にデビュー。2001年のドラマ『おいしいプロポーズ』の主演に抜擢され、以降はドラマ『夏の香り』、映画『ラブストーリー』など数多くの作品に出演。日本では、映画『私の頭の中の消しゴム』で知名度を上げた。2020年、ヒョンビンと共演したドラマ『愛の不時着』で好演。2021年1月にヒョンビンとの交際を認め、2022年3月に結婚式を挙げた。同年11月には男児を出産した。
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