「飲酒運転」や「中絶強要」で物議を醸すK-POPデュオグループUN(ユーエヌ)出身の歌手兼俳優キム・ジョンフン(44)が、韓国で2泊3日の“合宿ファンミーティング”を開催することになった。
キム・ジョンフンは4月9日、自身のSNSを更新。
「久しぶりに韓国でファンミーティングをします。BBQパーティなど、皆さんと一緒に楽しめる時間になるよう準備しているので、たくさんのご参加をお待ちしています」と日本語で綴るとともに、チケット購入のためのURLを掲載し、ファンミーティングのポスターを公開した。
投稿によると、キム・ジョンフンのファンミーティングは来る6月7日から9日にかけて、韓国国内で“2泊3日”で行われるという。
チケット購入ページには、「今回のファンミーティングでは、ジョンフンからファンの方々に感謝と愛を伝えるイベントを用意しました。ジョンフンとの特別な時間をお過ごしいただけることはもちろん、ジョンフンが準備した世界でひとつだけの特別な公演もお楽しみいただけます」と書かれている。
ツアーの概要によると、今回のファンミーティングの最少催行人数は10人と設定され、ソウル明洞(ミョンドン)周辺のスーペリアクラスのホテルを利用する予定だ。
ファンミーティングの詳細としては、1日目にはキム・ジョンフンが夜20時から参加者の各客室を訪問し、感謝と愛の気持ちをプレゼントするという。
また、ジョンフンが直接準備したプレゼントとともに会話もできるなど、特別な時間を過ごすことができる。参加者はキム・ジョンフンとのツーショット写真撮影のほか、自身の持ち物への直筆サインもプレゼントされる。
2日目にはキム・ジョンフンとともに郊外でBBQパーティーが行われ、18時からスペシャル公演が開催。公演終了後にはキム・ジョンフンと1対1の記念写真撮影ができる。
また、最後21時20分から「自由な雰囲気で行われる」というアフターパーティでは、参加者から抽選でキム・ジョンフンとデュエットができる機会も設けられるという。
同日のイベント終了予定時間は23時20分とされている。
このような内容のキム・ジョンフンの“合宿ファンミーティング”は、参加費が14万4000円と設定されている。
費用には「宿泊代金」「食事代金」「イベント参加代金」「ツアー行程中の税金、チップ」が含まれている一方、往復の航空券やソウルの空港からホテルまでの往復移動費などは含まれていない。
そのほか、ホテルのチェックインやチェックアウトも参加者自ら行わなければならない。
キム・ジョンフンは同ファンミーティングに先立ち、5月4日に日本でコンサートを開催する予定だ。
東京・有楽町のI'M A SHOW(アイマショウ)で2部形式で行う同公演について、キム・ジョンフンはSNSを通じて積極的に宣伝するなど、本格的な活動復帰を知らせている。
もっとも、キム・ジョンフンの復帰には厳しい意見が多い。
キム・ジョンフンは昨年12月29日午前3時半頃、ソウル江南区(カンナムグ)逸院洞(イルォンドン)の道路で進路変更をした際、前を走る車と衝突。直後、現場に出動した警察の飲酒測定の要請を3度拒否した疑いで警察に立件された。
ただ、同事件で物議を醸すなかでも、今年1月19~20日には大阪と東京で誕生日ファンミーティングを開催した。
何より、キム・ジョンフンは2011年にも飲酒運転の疑いで立件され、免許取り消しとなった経緯があっただけに、韓国国内で波紋はより大きく広がった。
当時は映画『ハートに一発!』の公開を控えた段階で、飲酒運転発覚により各所に大きな被害を及ぼした。
それから十数年が経過し、再び飲酒運転で摘発されたにもかかわらず、彼はこれといった自粛もすることなく、日本のファンを相手に活動を続けている。
2度の飲酒運転だけでなく、2019年には妊娠した当時の恋人A氏に中絶を強要したことが発覚。これに対し、キム・ジョンフンは2020年にA氏を損害賠償で提訴するも、昨年1月に敗訴となったことが報じられた。
このように、度々騒動を起こしながらも“反省のない態度”によって、キム・ジョンフンは多くの批判を受けている。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ