“育児は後回し”の韓国女性がテレビに登場した。
1月17日に韓国で放送されたバラエティ番組『大人たちは知らない高校生ママパパ4』(原題)では、育児を後回しにし、無気力に暮らす韓国女性ソ・ユソンのエピソードが公開された。
「オープンチャットで出会った男性との子どもを妊娠し、婚姻届を出したが、暴力的だったため1カ月で離婚した」と話したソ・ユソン。彼女は臨月期にもかかわらず別の男性と会いスタジオを驚かせた。
だが結局、この男性はソ・ユソンと子ども、2人の責任を負う自信がないとし、結局別れることとなった。
そんなソ・ユソンは現在、介護士として働く母親の庇護の下、生活している。また彼女は知的障害3級判定を受けているが、「日常生活にはあまり不便はなく、アルバイトもしていた」と話す。
その後、母親は、ソ・ユソンが自身、そして子どもとも話さず沈黙することに対する影響を語った。「孫娘が3カ月前にはママ、パパ、マスクと話した。ところが最近は話さない」とし、「母親が子どもとたくさんコミュニケーションを取り、愛を育んでほしい」と残念がった。母親であるソ・ユソンが話さないため、子どもの言語発達にまで影響を与えていたのだ。
続いて、ソ・ユソンの娘は現在、栄養の吸収不良を起こす短腸症候群を患っているとも告白。この状況に母親は、「子供が成長するために、今後、どの程度の治療を受けなければならないか誰も分からない。2歳になると手術をしようとしたが、16カ月なのでまだ小さすぎてダメだと言われた」と話した。
一方、ソ・ユソンは友人と会うために外出。ここで彼女は、「お母さんは、子どもが5歳になるまで(再)結婚しないようにと言っていた。こうやって暮らすより、自分がいなくなった方がいいと思う」と打ち明けた。続いて「私に小言ばかり言う存在。良いことを言ってくれたためしがない」と母親への愚痴をこぼし、注目を集めた。
対するソ・ユソンの母親は、「子供がもう少し大きくなれば免疫力ができるので、保育園にも送ることができる。その時になって、あなたが望むことをしろと言った」と厳しい助言の裏にあった心配を伝える。友人と別れ、夜遅くに帰宅したソ・ユソン。母親はこのような娘に、再び小言を放った。
母親は、「アンタは良くないことばかりしている。この前、アンタが警察といた時、泥酔していた」とし、「仕事に行くと言って出て行ったが、酒に酔って外で寝ている子を警察が連れてきた。それで結局仕事を辞めろと言った」と話し、周囲を驚かせた。
その上、ソ・ユソンはインターネットローンで300~400万ウォン(約33~44万円)の借金があるとも暴露。母親は「そのお金をどこに使ったのか、未だに分からない」と話し、周囲を悲しませた。
このように、小言が多い母親を煩わしく思うソ・ユソンと、育児も後回しにする娘をどうすればいいのか分からない母親。『高校生ママ』への出演をきっかけに、互いが心の内をさらけ出し、最終的には対話の時間を持つこととなった。
(記事提供=OSEN)
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