警備員に突き飛ばされて骨折し全治5週間の女性ファンも…K-POPアイドルの“過剰警護”が再び議論に

2023年12月19日 話題

K-POPボーイズグループBOYNEXTDOOR側が“過剰警護”の論議に対して公式謝罪し、急速な鎮火に乗り出した。

【注目】もはや暴力…女性ファンを突き飛ばす“やり過ぎ警護”

これに先立って12月18日、SNSを中心にBOYNEXTDOORの警護員と見える男性が一人の女性ファンを強く押しのける姿が収められた映像が拡散され、議論が起きた。

その映像で男性は、メンバーをカメラで撮っていた女性ファンを過度に左手で押し、女性はバランスを失って後ろに倒れた。投稿を書いたユーザーは「いくらなんでもあんなに押してはいけないと思う。あれでは暴行であるし、押された後に人々が振り返るほど大きな声が出たのではないかと思う」と付け加えた。

この映像はSNSやオンラインコミュニティを通じて急速に広がり、一部からは「空港へ危険に駆けつけるファンが問題」という反応を見せたが、一方では「危険すぎる」「過剰警護ではないか」と心配する声が上がった。

BOYNEXTDOOR
(写真提供=OSEN)BOYNEXTDOOR

これにBOYNEXTDOORの所属事務所KOZエンターテインメント側は12月19日、「去る16日の青島(チンタオ)空港でBOYNEXTDOORの警護業務を遂行していた警護員の適切でない行動で問題が発生した点について、ファンの皆さんに謝罪する」と立場を明らかにした 。

さらに「直接被害を受けた方には別途謝罪の言葉を申し上げ、事後のケアのために心身の健康と所持物品の異常の有無などをうかがっている。その警護人材は今後、当社アーティストの現場に配置しないように措置を取った」とし、「当社ではこのような問題が再発しないように、警護人材に対する警護ガイドおよび教育強化に万全を期する」と頭を下げた。

アイドルグループの過剰な警護問題は、これまでも何度か問題になった。

今年2月には日本ツアーを終えたNCT DREAMの入国現場で、警護員が女性ファンを突き飛ばし骨折させて議論になったりもした。当時、空港には狭い通路にファンと一般の乗客が集まって混雑した状況が続き、警護員に押された女性は構造物にぶつかり、全治5週間の診断を受けて警護員を告訴した。

その警護員は5月、業務上過失致死の容疑で仁川(インチョン)地検に書類送検された。

スターたちの安全を確保するために警護員の業務は必要不可欠だ。攻撃ではなく防御が先だという指摘も続いているが、ファンが駆けつける混雑した状況では統制も必要という意見も根強く提起されている。

(記事提供=OSEN)

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