日本でいう“あおり運転”の容疑を受けた韓国のカリスマ俳優チェ・ミンスが、控訴審で執行猶予を言い渡された。
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ソウル南部地裁刑事控訴2部(ソン・ウィジョン部長判事)は12月20日、特殊脅迫などの容疑で起訴されたチェ・ミンスの控訴審宣告公判で、チェ・ミンスと検事の控訴をいずれも棄却し、懲役6カ月、執行猶予2年を宣告した原審を踏襲した。
チェ・ミンスは宣告直後、取材陣に「すべてのことには意味があると思う」とし、「判決をありがたく受け入れるだろう」と述べた。上告するかどうかについては、「そんなつもりはない」と話した。
チェ・ミンスは2018年9月17日、ソウルの汝矣島(ヨイド)のある道路で先を走っていた車両を追い抜いた後、急停車し、相手ドライバーを脅迫した疑いで在宅起訴された。
チェ・ミンスは1962年5月1日生まれ。韓国では1995年に主演したドラマ『砂時計』が爆発的人気を呼び、国民的な人気を誇るカリスマ俳優に。2003年には映画『ソウル』でTOKIOの長瀬智也と共演し、2007年にはドラマ『太王四神記』であのペ・ヨンジュンの敵役を怪演した。
ただ、私生活でトラブルが多いことでも有名。かつては70代の高齢者と口論になり、暴行。事態の収拾をはかるために、国民の前で土下座して謝ったこともある。
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