俳優イ・ジョンジェが、業界の大先輩たちのために寄付を行った。
シン・ヨンギュン芸術文化財団は11月30日、イ・ジョンジェが5000万ウォン（日本円＝約500万円）を来る12月4日に韓国映画人元老会に寄付することを明らかにした。
この5000万ウォンは、今月24日に行われた「第13回美しい芸術人賞」授賞式でイ・ジョンジェが映画芸術人大賞を受賞した際に受け取った2000万ウォン（約200万円）全額を含めた金額だ。
寄付金を伝達する12月4日には、韓国映画人元老会のイ・へリョン会長、ムン・チョルジェ事務総長のほか、運営役員を務める俳優のオ・ギョンア、オム・ユシン、チェ・ジュイ、キム・ハリム、ハン・ジイル、チョン・ジヒ、ソ・ヨンソク、またキム・ヨンベ、マ・ヨンチョンなど技術スタッフ出身の元老映画人たちが参加し、イ・ジョンジェと後輩たちの配慮に対し感謝牌を伝達する予定だ。
イ・ジョンジェは「映画に若さを捧げた先輩たちが、貧困と病苦で苦労して生きているという噂を時々伝え聞く度に、先輩たちの後光を受けた後輩の一人として申し訳ない気持ちを抱き、惜しまれつつもお亡くなりになられたという訃音と接する度に胸が痛かった」と伝えた。
今回の寄付では5000万ウォンのほか、イ・ジョンジェが広告モデルを務める食品企業ハリムからインスタントラーメン「職人ラーメン」やパックご飯、ひき肉入りジャージャー麺など3000万ウォン（約300万円）相当の食品、マッサージ健康器具メーカーCERAGEMから1台当たり500万ウォン（約50万円）相当の「マスターV7」が協賛及び伝達される予定だ。
なお、イ・ジョンジェは1972年12月15日生まれの50歳。1993年より演技活動をスタートし、映画『若い男』『下女』『観相師－かんそうし－』『暗殺』などをはじめ、ドラマ『砂時計』など40本以上の作品に出演してきた。
最近ではエミー賞主演男優賞を受章したNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』を通じてグローバル市場でも活躍を認められたほか、映画『ハント』の演出を手掛ける監督としても活動するなど、幅広い活躍で韓国国内外のファンに注目されている。
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