「2023 ビルボード・ミュージックビデオ・アワード(BBMAs)」でトップデュオ/グループ部門にノミネートされFIFTY FIFTYだったが、受賞は叶わなかった。
11月19日(現地時間)午後、アメリカ・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで「2023 BBMAs」が開かれた。K-POPガールズグループFIFTY FIFTYは今回、トップデュオ/グループ部門にノミネートされたが受賞ならず。同部門は、フエルサ・レジダが受賞する結果となった。
FIFTY FIFTYのキナは前日のパーティーに参加した際、「ここに来ているということが信じられない」とし、「ノミネートされたことが光栄で、感謝している。(ファンのもとに)帰るのに長い時間がかかった。私たちを支持するすべての方のもとに戻りたい」と感想を述べた。
なお、FIFTY FIFTYは今年2月にリリースした1stシングル『The Beginning:Cupid』のリード曲『Cupid』が、米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で、25週にわたってチャートインし、注目を集めた。その後、メンバーたちが所属事務所のATTRAKTを相手に専属契約効力停止仮処分申請を提起し、活動にブレーキがかかった。
だが、裁判所は仮処分申請を棄却。ATTRAKTは復帰を宣言したキナを除く3人のメンバーの専属契約を解約し、事実上の解散状態となった。
◇FIFTY FIFTYとは?
キナ(2002年生まれ)、セナ(2004年生まれ)、シオ(2004年生まれ)、アラン(2004年生まれ)の4人で構成されたガールズグループ。全員が韓国出身。確率的に五分五分という意味を持つグループ名には、理想と現実、そしてそのなかに共存する存在になるという思いが込められた。2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビュー。2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースし、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に20週以上も連続チャートイン(最高順位17位)し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録(8週連続)を大幅に更新した。“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。
■【写真】事務所に見放され帰る場所なし…FIFTY FIFTYの3人
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