Netflixでも配信中の韓国ドラマ『無人島のディーバ』が再び“迷惑な撮影”で議論になっている。
今回は済州島に“石の山”をそのまま放置したというのだ。
とあるメディアは11月13日、ドラマ『無人島のディーバ』撮影チームが最近、済州道・西帰浦(ソギィポ)市の海辺で撮影する際に使用した、山のように積んだ石を片付けずに放置して帰ったと報じた。
また、公有水面を使用するためには行政の協力や許可が必須だが、『無人島のディーバ』制作陣が許可なしに撮影したとの疑惑も提起した。
これに対して11月14日、『無人島のディーバ』側は本サイト提携メディア『OSEN』に「市民の方々に不便をおかけして申し訳なく、深く謝罪したい」と頭を下げた。続けて「住民および関係機関に撮影の事実を事前に説明して撮影したが、進行および収拾の過程で不十分な点があった。できるだけ早く原状回復する」と伝えた。
先立って『無人島のディーバ』は半年前にも迷惑な撮影で謝罪した。
ドラマ放送前だった4月30月、ソウル鍾路(ジョンロ)区の某所で40代男性が『無人島のディーバ』の撮影現場にレンガを投げ込んだ。その結果、現場にいた女性スタッフが軽く負傷する事件が発生した。
その40代男性は調査の過程で犯行を認め、「撮影中に発生した光と騒音に腹が立った」「眠れなかった」と明らかにした。『無人島のディーバ』の撮影チームが一般市民の生活区域である現場近隣で夜明けまで撮影したことで、騒音の被害があったのではないかと疑惑が提起された。
『無人島のディーバ』側は「今後、撮影現場により一層の細心の注意を払う」と公式立場を表明して謝罪した。
その後、10月28日から放送が始まった『無人島のディーバ』は、過去の議論とは関係なく視聴率が上昇して勢いに乗った。
第4話の放送は、首都圏世帯最高視聴率10.0%(ケーブル、IPTV、衛星統合した有料プラットフォーム基準/ニールセンコリア提供)を突破し、人気ドラマに浮上。第5話の視聴率は若干下がったが、第6話で回復に成功した。
それだけでなく、Kコンテンツの競争力分析専門機関であるグッドデータコーポレーションの公式プラットフォーム「FUNdex」が発表したTV-OTT統合話題性の順位でも1位(2023年11月7日基準)を記録し、熱い人気を証明していた。
そんな勢いを見せていた『無人島のディーバ』だけに、済州島の撮影で不十分な対処が再び議論となり、残念さを醸し出している。
(記事提供=OSEN)
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