韓国では秋夕(チュソク。旧暦8月15日で2023年は9月28~30日)の連休が始まった。
この連休が終わったら、数多くの作品が視聴者に届く予定だ。
どんな作品が連休後に出るのだろうか。
最高視聴率12.2%を記録したドラマ『恋人』(原題)のパート2が、10月13日に公開される。
『恋人』は、丙子の乱の兵火の最中に繰り広げられる恋人たちの物語と、苦しみの中で希望を見出す人々の物語を描いたドラマだ。ナムグン・ミン、アン・ウンジン、イ・ハクジュ、イ・ダインなどが出演し、9月2日にパート1を終えた。
パート2では胸の痛む別れをしたイ・ジャンヒョン(演者ナムグン・ミン)とユ・ギルチェ(演者アン・ウンジン)が、朝鮮と清を行き来しながら見せる空間と人物の大きな変化が見どころだ。パート1の後半にも登場した人物たちと絡む新しい物語や人物関係にも期待だ。
10月20日公開予定の『イ・ドゥナ!』は同名のウェブ漫画が原作だ。平凡な大学生ウォンジュンがシェアハウスで突然引退してしまった元大人気アイドルのドゥナと出会い、そこから始まるロマンスを描いた。
スジは大人気のアイドルグループのメインボーカルであり、人気メンバーとして活動していたところ、突然引退を発表したイ・ドゥナ役を、ヤン・セジョンはごく平凡な大学生だが、暖かくて純粋な気持ちでイ・ドゥナのよりどころとなってくれるイ・ウォンジュン役を演じる。
10月11日から放送の新水曜ドラマ『ワンダフルデイズ』。同名のウェブ漫画が原作で、キスをすると犬に変身してしまう呪いにかかった女と、その呪いを解くことができる唯一の鍵だが、犬を恐れる男の予測不可能なファンタジーロマンスドラマだ。
チャ・ウヌは劇中、数学教師であり幼い頃のトラウマで犬が怖いチン・ソウォン役で、パク・ギュヨンは国語教師でありキスをすると犬に変わる呪いにかかったハン・ヘナ役を、イ・ヒョヌは韓国史の先生であり笑顔の裏に刃を隠したイ・ボギョム役を演じる。 公開前から3人の俳優と原作のなかのキャラクターが「似ている」という評価を受け、大きな関心を集めている。
大ヒットドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を通じて「百想芸術大賞TV部門大賞」を受賞したパク・ウンビンの新作『無人島のディーバ』(原題)は10月28日から公開だ。
本作は15年ぶりに無人島から救助された歌手志望生ソ・モクハ(演者パク・ウンビン)のディーバ挑戦記を描く。
また、『ホテルデルーナ』『ビッグマウス』などを演出したオ・チュンファンPDと『あなたが眠っている間に』『スタートアップ:夢の扉』などを執筆したパク・ヘリョン作家が3度目のタッグを組むと言うことでも期待が高い。
このように10月の新ドラマのラインナップに、ドラマファンたちも胸を躍らせている。
(記事提供=OSEN)
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