女優のチャン・ジニョンさんがこの世を去ってから14年となった。
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本日(9月1日)、チャン・ジニョンさんの14周忌を迎えた。2008年9月に胃がんと診断され、闘病から1年後の2009年9月1日に37歳の若さで天国に旅立った。
ファンは依然として「私の最も愛する俳優、懐かしい」「いつまでも忘れられない俳優だ」「とても美しかった俳優。チャン・ジニョンを記憶しながら」「恋しくて会いたいです」と、追慕する声を届けている。
チャン・ジニョンさんは2008年9月に突然、胃がんのステージ4と診断され、抗がん治療を受けた。一時は状態が好転し、キム氏との熱愛の事実を公開して多くの応援を受けたが、病魔に勝つことはできなかった。
チャン・ジニョンさんとキム氏は、2008年1月に知人の紹介で知り合い、互いに一目惚れして愛を育てていった。しかし同年9月、チャン・ジニョンさんが胃がん末期と診断されて絶望に陥った。
アメリカに渡って治療と療養を始めたチャン・ジニョンさん。恋人のキム氏が彼女のそばで支え、2009年5月にチャン・ジニョンさんががん治療を受けるためにメキシコに行ったときも同行した。そして亡くなる4日前、米ラスベガスで秘密裏に結婚式を挙げ、感動を与えた。
公開された結婚式の写真で、チャン・ジニョンさんは明るい笑みを失わず、大衆の心をさらに熱くした。
1972年6月14日、全羅北道・全州市で生まれたチャン・ジニョンさんは、1993年のミス・コリア忠南(真)を通じて芸能界デビューを果たし、1997年のドラマ『私の中の天使』で演技者としてデビュー。以降、ドラマ『男女 6人恋物語』『心がきれいにならないと』『順風産婦人科』、映画『愛のゴースト』『サイレン』『反則王』に出演し、注目され始めた。
そして2001年の映画『鳥肌』で青龍映画賞主演女優賞、スペイン・シッチェス国際映画祭主演女優賞、ポルトガル・ファンタスポルト国際映画祭主演女優賞などを受賞し、韓国映画界を代表する女優に浮上した。
その後、『オーバー・ザ・レインボー』『菊花の香り~世界でいちばん愛されたひと~』でメロ映画のヒロインとして輝き始めた。映画『シングルス』で青龍映画賞主演女優賞を受賞し、再び演技力を認められた。2005年の映画『青燕-あおつばめ-』で韓国初の女性飛行士に扮して初の単独主演を務め、『恋愛、その耐えられない軽さ』で大韓民国映画大賞主演女優賞を受賞した。
なお2011年5月、チャン・ジニョンさんの故郷であり、彼女が眠る全羅北道・任実(イムシル)郡に「チャン・ジニョン記念館」がオープンした。また生前、貧しい学生たちを助けた故人の意思を継ぎ、チャン・ジニョンさんの父親が奨学財団を設立している。
(記事提供=OSEN)
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