突然の悲報を知らせたASTRO・ムンビンさんを見送った家族と友人、そしてファンまで。ムンビンさんの弔問所には現在、愛情の込められた手紙が山積みになっている。
ムンビンさんの実の妹であるガールズグループBilllieのムン・スアは兄の分まで生きると、同じASTROのメンバーであるチャ・ウヌは残していったものの責任を持つと約束した。
ムンビンさんの出棺が4月22日に終わると、所属事務所ファンタジオに哀悼空間が用意された。ファンだけでなく、彼と親しく過ごした同僚、そして家族もここを訪れ、故人を悼み懐かしむ時間を過ごしている。
特にムン・スアやASTROメンバーたちが残した手紙が大衆の涙を誘っている。
妹のムン・スアは「オッパ(兄さん)、私だよ。一人だけの大切な妹のスア。私も行ったり来たりする。泣きすぎて、もう泣かない。私はこれからたくさん笑うよ。やりたいことをやりながら幸せになるよ。だからオッパも、どうかそこで平穏に幸せになることを願うよ。妹が頑張っているか、見守っててね」とメッセージを残した。
そして「オッパの分まで私が一生懸命に生きる。止めないでね。それでも辛いときはオッパに甘えにくるから、受け入れてね。今まで本当にお疲れ様。とても愛しているし、永遠の兄、妹だよ。ムン兄妹フォーエバー」と付け加えた。
ムン・スアは兄のムンビンさんと突然別れることになった衝撃と悲しみに陥った状況でも、兄の分まで一生懸命に生きると約束し、辛い心を落ち着かせようと努力する姿が切なさを醸し出す。
ムン・スアとムンビンさんは、それぞれアイドルとして活動し、お互いに力を与えながら一緒にステージに上がるなど、格別な兄妹愛を見せてきた。しかし突然、兄を天国に送り出すことになったムン・スアだけに、なおさら胸が痛む。
4月24日には、ASTROのチャ・ウヌとサナも弔問所を訪れた。特にチャ・ウヌの書いた手紙は、オンラインコミュニティなどを通じて広がった。
チャ・ウヌは「ビン、君に会いたい夜だ。この悪い奴め。サナと散歩がてら、眠れなくて一緒に来た。よく寝ているか?」とし、て「お前と当たり前にやってきたことのすべてが、本当に些細なことまで、なぜこんなに懐かしく後悔されるのか…」と懐かしさを込めた手紙を残した。
続いて「月の国では必ず数百倍、幸せになれ。残していったものは僕が責任を持つから、あまり心配するな。お疲れさま。愛してる、ごめん。友よ」と、ムンビンさんの家族を気にして世話すると約束した。
ムンビンさんと長い時間、一緒に練習生生活を送り、デビューを経て熱心に活動しながら苦楽を共にしたASTROのメンバーたち。チャ・ウヌは友人が残したものに責任を持つと約束し、2人が長く築いてきた友情と真心を感じることができて胸が熱くなる。
振り返れば4月19日、ムンビンさんが突然亡くなった後、ASTROメンバーたちは全員が喪屋に集まった。当時、サナとジンジンが先にムンビンさんのもとを訪れ、ASTROから脱退したラキも喪屋に駆け付けた。また軍服務中のMJは、悲報を聞いて緊急休暇を取って訪れた。
チャ・ウヌはアメリカでスケジュールを消化していたところ、悲報を聞いて急遽帰国した。彼は悲報に接するやいなや急いで帰国を準備し、4月20日午後には仁川(インチョン)国際空港を通じて帰国した。
当時、チャ・ウヌは黒い帽子とマスクを着用して顔を隠したが、悲しみに満ちた姿だった。チャ・ウヌを最後にASTROメンバー全員が集まり、ムンビンさんが旅立つ道を見送りながら最後の挨拶をした。
(記事提供=OSEN)
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