Night Tempoの昭和グルーヴ・シリーズ、『フライディ・チャイナタウン』の公式リエディットが遂に登場!

2023年04月11日 話題

韓国のプロデューサー/DJのNight Tempoの、80’sジャパニーズ・ポップスを令和にアップデートする昭和グルーヴ・シリーズ第17弾は、シンガー・ソングライターの泰葉がピックアップされた。

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今回の『泰葉 – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』でセレクトしたのは、『フライディ・チャイナタウン』と『ブルーナイト・ブルー』の2曲だ。

『フライディ・チャイナタウン』は1981年9月に発売された泰葉のデビュー曲で、作曲も彼女本人が手掛けている。落語家の初代林家三平と作家の海老名香葉子を両親に持ち、幼少期からクラシック音楽を学んだ彼女は、自身の作品をリリースする傍ら、松本伊代や少女隊への楽曲提供も行う。

伸びやかな彼女のヴォーカルが印象的なグルーヴ感溢れるこの楽曲は、昨今のシティポップ・ブームによって海外でも人気で、Night Tempoも自身のライヴでDJプレイしているナンバーだ。今回の公式リエディットに際し、フューチャー・ファンクのマナーを守り、パンチの効いたアレンジやサウンドへとアップデート、新たなフロア・アンセムが誕生した。

『泰葉 – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』

因みに2021年11月に彼がTwitterに「昭和の音楽でLAの2000人が合唱する不思議な世界線に僕らは生きています。」というコメントと共に、彼のDJに熱狂するオーディエンスの様子を投稿して話題となった。この時、彼がプレイしていたのが『フライディ・チャイナタウン』のライヴ用リエディットである。この動画は世界中に拡散され、現在までに約6000件のリツイート、26000件以上のいいね、約82万回再生を記録している。

そして、もう1曲の『ブルーナイト・ブルー』は1982年発表の2ndシングルで、こちらも泰葉本人が作曲を手掛けているナンバー。Night Tempoは『フライディ・チャイナタウン』路線の煌びやかな80’sらしいアレンジが光るグルーヴィーでダンサブルなこの曲をピックアップ、疾走感溢れるフューチャー・ファンクへと変貌を遂げている。今回の昭和グルーヴがきっかけで、新たに注目を集める1曲となりそうだ。

Night Tempoからのコメントも到着。

今回、僕のDJセットでキラー・チューンの『フライディ・チャイナタウン』を公式リエディットでリリースする事ができ、昭和グルーヴ・シリーズも遂にここまで来たか、と感無量です。これからも、もっと多くの場所で日本の良い楽曲を伝えていきたいと思います。

今作のジャケット・イラストも、一連の昭和グルーヴ・シリーズを手掛ける人気韓国人イラストレーターtree13氏によるもの。そして5月31日(水)には今回の昭和グルーヴの7inchアナログ発売も決定している。

昨年はフジロックに出演し、今年はサマーソニックに出演する事が発表となっているNight Tempo。『フライディ・チャイナタウン』の大合唱が今夏ここ日本でも実現するかもしれない。

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