人気ドラマ『賢い医師生活』で知られる俳優ユ・ヨンソクの真実をめぐる攻防が始まる。
ユ・ヨンソク側が暴露文に対して法的対応の立場を明らかにしたなかで、暴露文の作成者が謝罪文は自分が書いたものではないとの追加立場を出した。
先立って3月21日、とあるオンラインコミュニティにはユ・ヨンソクがマンションの警備員を無視してあざ笑ったという内容の文章が掲載された。
作成者は、自身の父親が6~7年前にユ・ヨンソクが居住していたマンションの警備員として勤め、当時、ユ・ヨンソクに話しかけた警備員を「虫を見るような表情」で見て、指差ししたりして羞恥心や侮辱感を与えたと暴露した。
これに対してユ・ヨンソクの所属事務所キングコングby STARSHIP側は3月22日、『OSEN』に「(暴露文は)事実無根だ。作成者を相手に虚偽事実の法的措置を予定している」と立場を明らかにした。
ユ・ヨンソク側が法的対応の立場を伝えると、また別の文章が登場した。
そこには「最近、バラエティのような番組にたくさん出て、人気を集めているので嫉妬心で文章を作成した。事がこんなに大きくなるとは思わなかった。俳優ユ・ヨンソクに申し訳ない。実際にお会いしたことはないが、思いやりあふれる良い人柄を持った俳優だと思う。文は削除しない」という内容が込められた。
その文章は、最初に暴露文を書いた人物による文章と推測された。ユ・ヨンソク側ももう一度、「この状況に対して非常に遺憾に思い、作成者を相手に善処なく虚偽事実適示による名誉毀損容疑で刑事告訴を進行する予定」と再び立場を伝えた。
しかし作成者は、追加で文章を掲載して立場を変えた。「嫉妬心のため」に虚偽事実を書いたという文章は、自分が書いた文章ではないという立場だった。
作成者は、「作者という方が嫉妬心で書いた、でっち上げだと謝罪したが、ユ・ヨンソク氏のファンなのか誰かわからないが、謝罪文は私が書いたものではない」とし、「私は父親に聞いた話を述べただけだ。書いているうちに、感情に偏って書くようになったことは認める」と述べた。
続いて「父親がユ・ヨンソク氏のせいで警備員を辞めたわけではないだろう。もう一度読んでみると、私もそのようなニュアンスで書いて、希少病に言及しながら同情心を誘発したような気もする。ユ・ヨンソク氏のせいで仕事を辞めたわけではないと、もう一度申し上げる」と書いた。
また、「お金を望んで書いたわけではなく、ルー・ゲーリック病(原因不明の神経難病)の治療費を求めて書いたわけでもない。ただイライラして、もどかしい気持ちで訴えただけなのに、このように事が大きくなるとは思わなかった」と付け加えた。
ユ・ヨンソク側が事実無根と法的対応の方針を明らかにしたなかで、暴露文の作成者が追加の立場を発表し、真相をめぐる攻防がさらに激しくなるのか関心が集まっている。
なおユ・ヨンソクは、ドラマ『賢い医師生活』で優しい小児科医を演じ、Netflix『ナルコの神』にも出演して日本での知名度も上げた。
(記事提供=OSEN)
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