現在、韓国で波紋を呼んでいるNetflixドキュメンタリー『すべては神のために:裏切られた信仰』。
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本作に対して放送禁止仮処分を申請した宗教団体「アガドンサン」が、仮処分を一部取り下げた。
3月20日、韓国法曹界によると、アガドンサンと教祖キム・ギスン氏は同日、訴訟代理人を通じて、ソウル中央地裁にNetflixコリアを相手にした仮処分を取り下げ、文化放送(MBC)と担当プロデューサーを相手にした仮処分だけを維持するという、放送禁止仮処分申請の一部取り下げ書を提出した。
この対応は、『すべては神のために』の放映権がNetflixアメリカ本社にあることから、仮処分申請が無意味だと判断したものとみられる。
なお、アガドンサンが放映権を保有するNetflixを相手にした仮処分を取り下げたことにより、配信が中断されることは現実的に難しい見通しだ。
先立ってアガドンサンは、自団体を扱った『すべては神のために』第5、6話を禁止してほしいとし、3月8日に仮処分を申請していた。
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